MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

「株価の上昇が激しい時に考えるべきこと」 コンビニのフランクフルトで説明

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2009/02/19 09:00

 株価(指数)急騰・急落により、心揺さぶられ、後から振り返れば、「なんであそこで買ってしまったのだろう?」「どうしてあそこで売ったのだろう?」という経験をした投資初心者の方は少なくないと思います。今回は、そんな方へ読んで頂きたいと思います。(バックナンバーはこちら)

株価変動要因の一つとしての投資家心理

 安く買い、高く売らなければ相場の世界では勝てない。当たり前のことですが、これがなかなか難しいのが相場の世界です。

 株価(指数)が高くなると、もっと上がりそうな気がして買い、それが高値掴みになってしまい含み損を抱えたり、株価(指数)が低くなると、まだまだ下がりそうな気がしてロスカット、それが安値投げになってしまったり。このような経験は、誰にもあるところでしょう。

 株価変動要因は、景気、企業業績、政治、金利、為替、需給と数え上げればキリがありませんが、人間心理(投資家心理)が株価に与える影響も少なくありません。特に、後から見れば、上がり過ぎた株価(バブル)や、売られ過ぎた株価(暴落)は、投資家心理により作り上げられた部分が大きいと言えるでしょう。

 まずは、なぜ高い株が買われることがあるのか、安い株が売られることがあるのか、考えてみましょう。

なぜ高い株が、さらに買われることがあるのか

 私が学生時代に、コンビニでバイトをしていた時に、こんなことがありました。

 皆さん御存知かと思いますが、大抵のコンビニではレジの隣にフランクフルトなどを売るショーケースがあります。私がバイトをしていたコンビニでは、フランクフルトは深夜の時間帯には平均3本程度しか売れなかったので、ショーケースには通常2-3本並べ、売れたら朝に焼いて補充するということになっていました。

 しかし、ある日バイトの新人が間違って袋にあった20本を全て焼いてしまい、ショーケースにはフランクフルトがピラミッド型の山積みに!どう見てもこれは消費期限切れになって落ちる(廃棄)だろうと思いきや、なんとわずか2時間ほどで売り切れました。

 3本で朝まで(約10時間で)売れ残ることもあったのに、20本が2時間で売り切れるというのは、合理的ではないように思われますが、これは、人気店の行列が行列呼ぶのと同様に、視覚的効果が購買を促したものと考えられます。「なんだか分からないが、これだけあるのだから買って見よう」という心理です。(次ページへ続く)


  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5