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取引にお金がかからない業者はどこ? その1
「FXに生じるコスト」と「オトクな業者紹介」

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2009/02/21 10:00

 FXに興味をもったらまず口座を開いてみましょう。取引をムリにする必要はありませんし、口座を開くだけならほとんどの場合、無料でお金はかかりません。今回は取引するのにあまりお金がかからないオトクな業者を中心に紹介していきます。(バックナンバーはこちら)

FX取引にかかる費用には何がある?

 FXをはじめるには、どこかのFX会社で口座を開かなければなりません。とはいってもFXサービスを行う会社の数は150社以上あるので初心者にとっては、自分にあったFX会社を選ぶだけでも大変な作業になります。

 取扱い通貨ペア、スプレッド、レバレッジ…自分に合ったFX会社を選ぶポイントはさまざまですが、今回は「取引コスト」に焦点を当てたいと思います。

 株式投資をしたことがある方ならわかると思いますが、FXも取引を行うのに業者に支払う手数料などが発生します。この手数料などを「取引コスト」と呼んでいますが、この取引コストは業者によって高かったり、安かったりと異なります。

 どうせ取引をするなら安い業者の方が良いと思われますが、ただ安いだけで業者を選ぶのは危険です。なぜならサービスが悪かったり、倒産する可能性が高い会社もあるからです。ただし取引コスト以外の条件がほぼ似通った業者を比較する際には、やはり手数料などが安い会社を選んだ方がいいでしょう。

 オトクなFX会社を選ぶには、FX取引にどのようなコストがかかるのか理解しなくてはなりません。まずはどのようなコストが発生するのかを知りましょう。FX取引における取引コストとは、一般的には以下の2つを指します。

 いまから10年前。FXが個人投資家に開放された当時は、口座管理費といった、維持手数料を徴収する会社もあったようですが、現在は、ほぼゼロといって間違いないでしょう。出入金手数料も無料のケースがほとんど(一部、回数制限あり)で、口座開設や資金の移動にともなうコスト負担は発生しません。

 よって、会社選びの際に注意すべき点は、上記した「売買手数料」「スプレッド」の2点になります。なかでも今回は、売買手数料に注目したいと思います。

FXの売買手数料のしくみ

 FXの売買手数料をさらに細かく分類すると、次のようになります。

 最近は、デイトレ専用口座と通常取引口座を分ける会社が増えていて、口座種別によって、異なるスワップポイントや最大レバレッジを提供するケースが増えてきています。自身の取引スタンスによって、口座を使い分けることもポイントです。

 売買手数料で会社選びをする際、最大の決め手になるのは、その会社が「相対取引」でサービスを提供しているのか、それとも取引所取引の「くりっく365」の取扱い会社なのかということです。

 くりっく365についてはこちらの記事で、そのしくみやメリット・デメリットについても説明しているのでぜひ参考にしてください。

 両者の大きな違いは、東京金融先物取引所に上場しているかどうかという点で、相対取引で非取引所取引の会社の場合、当事者間(FX会社と投資家)で通貨の売買は行われます。FX会社によって通貨の買値と売値(2ウェイプライス)が異なるのは、このためです。

 一方で、くりっく365に上場しているFX会社で取引する場合、取引の相手は取引所。FX会社は、その仲介をしているに過ぎません。こういった業態が関係しているのか、相対取引の会社ほとんどが売買手数料無料に対し、くりっく365の場合、売買手数料は有料であることがほとんどです。

 ドル円を1万通貨取引した場合の売買手数料で比べてみると、当サイトで所為解しているFX会社でも、くりっく365の「ばんせい山丸証券」「スター為替」の場合、通常取引は片道210円、デイトレは片道105円(ただし、ばんせい山丸証券の相対取引サービス「FX-FACTORY」の場合、売買手数料は無料)。

ハーベストフューチャーズ」は、通常取引片道189円、デイトレは片道94円です(いずれも、ドル円1万通貨あたりの手数料)と、売買手数料は有料です。

 一方で、相対取引の会社(当サイトの場合、上記以外のFX会社)の場合、年間取引高1位で知られる「外為オンライン」、「mj」、「バンタ・レイ証券」をはじめ、多くの会社が売買手数料無料でサービスを提供。「FXトレーディングシステムズ」について、1000通貨単位の取引でも手数料無料なので、小口で始めたい方にはおすすめです。頻繁に取引を行うなら、売買手数料無料の会社を選んだほうが、コストの圧縮につながります。

 ただし一方で、くりっく365の取引会社は、税金の優遇(税率一律20%。相対取引の場合、195万円までで15%。195万円超~330万円で20%。330万円超から段階的に、30%、33%、43%に上がり、1800万円超の利益で50%の課税率)、資産の安全管理、損失の繰越控除(3年間に限定)が受けられるというメリットを忘れてはいけません。自身の取引ボリュームや、目指すべきパフォーマンスに応じて選びわけ、使い分けすることをおすすめします。

 またFX業者を探している場合は当サイトでもわかりやすい「FX会社 ランキング表」を用意したので、ぜひ参考にしてください。(下の画像をクリックするとランキング表のページに移ります)

【過去記事】
素人でも簡単にできるFXのはじめかた 「口座開設の流れをくわしく解説」
はじめてのFX会社はどうやって選べばいいのか 自分にあった業者を選ぶ「8つのポイント」
素人でもかんたん理解!「くりっく365」のメリット・デメリット

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