MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

第4回 下げ相場で儲ける! 信用取引の「空売り」をマスターしよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2007/10/16 12:00

 買いしか知らない投資家にとって下げ相場が続き期間は悪夢となります。しかし信用取引はそんな下げ相場でもメリットを得られるのです。それが「空売り」です。

空売りの仕組み

 一般的に信用取引というと、株を買うことばかりをイメージする人が多いかもしれませんが、下落局面こそ信用取引がその真価を発揮するときなのです。その真価とは、「空売り(カラウリ)」です。

 空売りのイメージは下記のとおりです。

相場か下降局面でも収益チャンスあり
©楽天証券

 上記のように株価の下落に便乗して利益を得るのが空売りです。当たり前のことですが、株価には波があります。上昇局面もあれば下落局面もあるわけです。上昇局面だけであれば、買いだけで利益を得ることはたやすいわけですが、いざ下落局面になってしまうと買うことしかしない投資家はお手上げ状態となってしまい、相場が上昇して買い値に回復するまで待っているしかありません。

 こうなってくると資産運用どころではなくなってしまいます。1989年末以降2003年4月末までなんと約14年間4ヵ月も下げ続けたわけですから、買いしか知らない投資家にとってこの約14年間は悪夢だったとしか言いようがありません。

 しかし、信用取引のメリットは、そういった下落局面でも上記のイメージのように株価の下落を利用して利益を得られることにあるのです。空売りは「下落局面でも利益をあげることができる」。これを使わない手はありません。では、上記のイメージ図に具体的に数字を当てはめて検証してみることにしましょう。

 上記のイメージ図のAが800円だったとします。そのときに株価がまだ下がると判断して信用取引で売り建て(ウリダテ)をしたとします。この様に空売りをするとき、最低限みなさんがやっておかなければならないことはなんでしょうか?


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • 福永 博之(フクナガ ヒロユキ)

    株式会社インベストラスト代表取締役。IFTA国際検定テクニカルアナリスト。勧角証券(現みずほインベスターズ証券)を経て、DLJdirectSFG証券(現楽天証券)に入社。マーケティングマネジャー、投資情報室長、同社経済研究所チーフストラテジストを歴任。
    テレビ東京、CS日テレ、日経CNBCなどの株式関連のテレビ番組でコメンテーターとして出演するほか、ラジオNIKKEIの「和島秀樹のウィークエンド株!」ではレギュラーパーソナリティを務めて6年目になる。日経新聞やロイターニュースなどにマーケットコメントを発信し、個人投資家向けには「週刊エコノミスト投資の達人」や「ネットマネー」など、多数のマネー雑誌で投資戦略やテクニカル分析をプロの視点から解説。証券会社や証券取引所、銀行、高校などが主催する数多くのセミナーで講師を務め、人気を博している。
    現在、投資教育サイト「アイトラスト」の総監修とセミナー講師を務めるほか、早稲田大学オープンカレッジで非常勤講師も務める。
    著書に、『実力をつける信用取引』(パンローリング)、『デイトレ&スイング 短期トレード 完全攻略ノート』、『365日株式投資ノート』(以上、インデックス・コミュニケーションズ)、 『テクニカルチャート大百科』シリーズDVD(パンローリング)など、多数。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5