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【ギョーカイ裏話】
金融関係者、必読の「株ブログ」や「2ちゃんねる情報」を紹介

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2009/04/30 09:00

 ネット上の真偽すら定かではない情報を意外と真面目にチェックしている市場関係者は多い。今回は金融業界の関係者がよく読んでいる株ブログやインターネットンの巨大掲示板「2ちゃんねる」のスレッドを紹介しよう。(バックナンバーはこちら)

市場関係者視聴率の高い株ブログは?

 先日、某国内証券の投資情報部の方と話をした。この部署は、支店などの営業サポートを担当しており、営業マンの朝会用資料の作成なども行う専門チームだ。

 そのチームのベテランの方との会話の中で、「ザラ場中はどういったことをしているのか?」と聞いてみたところ、「1日に30分程度は、株関係のブログや掲示板を見る時間に割いている」との答えがあり、少々驚いた。しかしネット上の真偽すら定かではない情報を意外と真面目にチェックしている市場関係者は多いのだそうだ。

 その意図を尋ねたところ、「ブログや掲示板の中には、ホンモノが混じっているから」と話していた。ここでいう「ホンモノ」とは、中身に信憑性がある(○○株が上がりそう)という意味も当然含まれるが、相場の先見性や表現力、さらには情報の質―などから、「元外資系証券マンか、もしかしたら現役かも」と思しき人物が書いたような秀逸なものもあるからだそうだ。

 私自身も仕事柄、専門家が書いたブログから、掲示板や個人投資家が書いたブログまでチェックする。毎日チェックしていると、単に習慣となる部分もあるが、それ以上に市場関係者の視聴率があまりに高いため、見ておかないと乗り遅れるという理由も大きい。

 市場関係者の視聴率も高く、質も高いブログとして、私の独断と偏見も交えてピックアップすると、イベント投資のネタが豊富(かつ緻密)な「ダントツ投資研究所:夕凪通信」、IPO情報を広くカバーしている「IPOストライカーの日記」、225先物なら、ひまわり証券のチーフアナリストとして有名な堀川氏がユニークに書かれている「Mr.デリバティブの『私ならこう読む』」などオススメだ。

 かつては、現役の外資系証券マンが毎日書かれていた「虎年の獅子座」なる株ブログが、市場関係者の大多数に読まれていたことは有名だ(これは筆者の退職により閉鎖されている)。

 はっきりいえば、読まれるブログは読まれるだけの中身で勝負している。実際の投資家、とくにその分野を得意としている投資家が、実体験を基に発信してくれる価値ある情報で、それを無料で閲覧できるのだから使わない手はない。当然、吟味して自分のレベルを高めることが目的で、「当たった」「外れた」と騒ぐものでもない。

業界視聴率が高い「2ちゃんねる」

 ブログ以上に生々しい情報を得るのに、インターネットの掲示板も有効だ。これも同じように、掲載された(あたかも上がるかのように書かれた)銘柄なんかを信じて投資しようという話ではない。あくまで、実際の投資家の声を知るうえで、匿名のメリットを活かしたやりとりは意外に使えるのだ。

 匿名のメリットとは、「相手に対して責任を負わない」ことである。例えば、あなたが投資歴の長い投資家だったとしよう。どうしてもお金を殖やしたいという親戚から、「何の株が上がる?」と聞かれて自信をもって薦められるだろうか?

 投資は自己責任とはいえ、身近な人間ほど、損をさせては申し訳ないという心理でブレーキがかかり、相場観をさらけ出すことができないものだ。一方で掲示板上では、相場観から個別銘柄の株価材料まで満載である。これも、ある程度自分でフィルターをかけて見ることができれば、重要な情報ツールになるといえる。

 もちろん、どういった掲示板をチェックするかの選別が重要なわけだが、優先すべきは「コメント数の多さ」である。多くの投資家が集まる掲示板を選ぶべきで、インターネット掲示板の最大手「2ちゃんねる」の某スレッドは業界視聴率が高い。

デイトレーダー御用達のスレッド

 その某スレッドとは、『日経225先物オプション実況スレ』である。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 真行寺(シンギョウジ)

    兜町の人脈拡大を真面目に行なっている。金融業界の裏事情に精通し、一部のファンから熱烈な信頼を受けている。

     

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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