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【先物】魔の水曜日知っていますか? SQに関するあれこれ

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2008/01/15 09:00

 先物市場に関わらず、相場の乱高下の一因とされるものにSQ日(満期日)というものがあります。「魔の水曜日」「幻のSQ値」など、SQにかかわる魅力的な(胡散臭い?)表現が多々あることからも分かるように、SQは市場で注目される重要なイベントです。今回は、このSQに関する基礎知識です。

日経225先物の「先物」の「先」とはいつなのか?

 第2回の記事で、先物とは「将来の日経平均株価を予想し売買するモノ(商品)」と書きましたが、「将来とはいつだ?」と思われた方、かなりするどいです。

 日経225先物は、値動きの激しさ、証拠金の引き下げ、日経225先物miniの登場と、昨今の投機ブームで、多くの個人投資家が参戦し、目先の価格が上がった下がったで、一喜一憂のギャンブル商品のイメージが強くなってしまいました。

 しかし、先物は、本来、文字通り先(将来)の価格を予測し売買するモノなのです。日経225先物の将来、それは年に4回ある満期日(SQ算出日)を指します。

満期日(SQ算出日)とはなにか?

 少し専門的に言えば、「満期日とは、日経225先物取引にあたり、将来のあらかじめ定められた期日であり、満期日の前営業日までは、いつでも自由に売買、決済することができる」。これが日経225先物の定義の1つです。

 先物初心者の方には少々難しいかと思いますので、噛み砕いて説明します。

 日経225先物取引では、1年間を四つのスパン(期間)に区切って取引します。3月、6月、9月、12月の第2金曜日が、その区切りの日です。それぞれを3月限(さんガツギリ)、6月限、9月限、12月限と呼びます。この「3月、6月、9月、12月の第2金曜日」を満期日(以下「SQ」)と呼びます。

 具体的に、(先物)SQを2008年度の日付で見てみると、SQは、3月14日、6月13日、9月12日、12月12日となります。上記の期日(SQ)の前日までは、現時点での価格で自由に何回でも取引(売買・決済)することができます。

 一番商いの大きい(一般的に取引される)のは、期日(SQ)が一番近い限月(ゲンゲツ)です。つまり、この記事がUPされている2008年1月現在では、3月限が取引のメイン(高い流動性・活発な商い)となります。

 3月限が取引のメインではありますが、6月限、9月限なども取引することができます。しかし、3月限以外は流動性が直近モノよりも低くなりますし、限月間スプレッド(高いか安いか)が先物初心者には分かりにくく、価格面で不利になる可能性もあるので、直近モノ(現在であれば3月限)以外はあまりお勧めできません。(このあたり、少々分かりにくいかと思いますが、折を見て詳細を書いてみたいと思います。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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