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日経平均急騰でバブってきたエコ銘柄を紹介
【日経新聞の読み方】第4回

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2009/06/20 09:00

 まいど! 相場の福の神・藤本誠之です。先週末、ついに日経平均が1万円を超えましたね。1万円を超えると力つきるだろうという見方もあるようですが、私・藤本は年度内には、1万2000円くらいまでは行けるんちゃうかな、と見ています。個人投資家の心理も前向きになってきたところで、今後の動きが期待されます。(バックナンバーはこちら)

機密書類を自分でトイレットペーパーに

 さて、こういう状況になってくるとリーマンショック以降の大暴落で日経平均7000円台の頃に、思い切り売り込まれていた銘柄がスーッと戻ってきた感じです。

 とくに個人投資家が儲かってきているので、次の投資先を探すためにマネー誌や夕刊フジや日刊ゲンダイの夕刊紙も売れてきているみたいです。となると、注目株が日経新聞や専門紙、雑誌に出たりすると、とても反応しやすい状況です。記事が出ると、ポン!と一発上がるのですね。

 で、私もこういう時にぴったりの銘柄は何かないかと探したところ、思わずうなりながらも笑ってしまいそうな、興味深い新製品がありました。

 それは、【7987】ナカバヤシの新製品です。

機密書類をトイレットペーパーへリサイクル

 ナカバヤシは写真のアルバムメーカーとして知られていますが、実は事務機器まで幅広く製造・販売しています。最近では、シュレッダの製造から発展したのでしょう、古紙リサイクル事業まで手がけているのです。

 そしてこの夏、この古紙リサイクル事業が大胆に飛躍して、自分で古紙を使ってトイレットペーパーを作れてしまうという機械を法人向けに発売することを発表しました。

 今、個人情報保護が重要になってきたこともあって、紙をてきとうに捨てると大変なことになっちゃいますよね。最近では、機密書類用の専用ボックスが用意されていて、そこに機密書類を放り込んだら最後、溶解所の溶解タンクに入れるまで絶対にそのボックスが開けないという仕組みになっている会社も多いと聞きます。

 しかし、機密書類はどんどん増える傾向にありますし、機密書類処理の経費って、どの会社もけっこうかかってるんじゃないでしょうか。そこで、機密書類を自分の会社内でトイレットペーパーにリサイクルしちゃえ、ってことなんでしょうね。これはちょっとおもしろい発想じゃないかと思います。

 大きさは自動販売機くらいでしょうか、音もけっこう静からしい。気になるお値段は1台900万円。古紙7.2kgで48ロールできるそうです。「個人情報保護」と「エコ」を同時にアピールできるので、現在の経費と天秤にかけて、イメージアップをとって導入する会社も多いんちゃうかなという気がします。いずれバージョンアップして、ペーパーの表面に自社のロゴや広告まで印刷できるようになっちゃうんじゃないですかね。

 日経新聞で紹介された5月28日、すぐさま株価がぶっとびましたが、大幅に戻すほどでもなく、今は落ち着いています。しかし法人向けに注文製造販売を開始するのは8月ということですから、その頃ふたたび話題を呼ぶことは考えられます。特に個人情報がそのままトイレットペーパーになっちゃうというあたり、テレビ受けしそうですしね。となると、8月にもう一度、株価が上がりそうだなーと、私は見ています。

 しかし、この機械に、間違えて書類と一緒に一万円札なんかをうっかり放り込んじゃったら悲惨なのでくれぐれも気をつけましょう。

エコ銘柄には夢がある

 面白いエコ製品のネタはこれくらいにして、チェックすべき環境銘柄全般のお話もしておきましょう。(次ページへ続く)


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