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上昇相場でデイトレーダーが狙うべき銘柄の条件
自業自得の弱った投資家から利益を獲得せよ

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2009/06/17 09:00

 上昇相場では、過熱を買うべきである。チェックすべきは、ボリンジャーバンド、HV、25日代替売買移動平均、日証金の速報である。これは弱った売り方をさらに痛めつける行為ではあるが、投資は弱肉強食の世界である。情けは無用、利益を獲得しよう。【バックナンバーはこちら】

上昇相場では過熱を買え

 日経平均が1万円大台を回復するなど、堅調な相場が続いている。相場の流れに乗れている投資家は、毎日が給料日という、まさに我が世の春を謳歌しているかもしれない。しかし、初中級デイトレーダーで、今回の相場に上手く乗れていない人も多いはず。そこで、今回は、上昇相場での銘柄選びを考えていきたい。

 結論から言えば、過熱を買うということだ。また、全体相場が上昇傾向を示している時、逆張り的な発想で空売りをすると、酷い目に遭うことも忘れてはならない。

 つまり、大きな流れが上向きの時は、エントリーは基本「買い」だけということは忘れてはならないのだ。なお、デイトレーダーにとって、大きな流れとは、25日移動平均線の向きだ。これが上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドだ。

 誰の目からみても、上昇トレンドが発生している場合、多くの投資家は出遅れ株を探そうとする。その結果、上昇トレンドが発生すると、先駆株の急騰→出遅れ株の急騰と先駆株の調整→先駆株の出直りと出遅れ株の調整というサイクルが繰り返され、全体的な底上げが実現する。

 しかし、私は、上昇局面でデイトレーダー行うべきことは、出遅れ株の発掘ではないと思う。相場が過熱し、信用売り方が悲鳴を上げている銘柄に的を絞り、売り方の踏みを誘い、さらなる過熱で収益を獲得するという狩猟民族的な手法を勧めたい。出遅れ株を発掘して、修正を待つという農耕民族的な手法は、デイトレーダーには似合わない。

 以下、その条件を考えていこう。

ボリンジャーバンドのプラス2σを超えを狙え

 まず、何をもって過熱かを定義する必要がある。私は、ボリンジャーバンド(25日移動平均線)のプラス2σを超えている銘柄が、過熱銘柄と考える。

 ボリンジャーバンドは、統計学を応用したテクニカル指標で、中心線(今回の場合は、25日移動平均線)から外側に向かって±1σ(第1標準偏差)、±2σ(第2標準偏差)、±3σ(第3標準偏差)といった具合に線を引いて、判断する。

 株価が、「-1σ」~「+1σ」の間に値が存在する確率は68.3%、「-2σ」~「+2σ」の間に値が存在する確率は95.5%、「-3σ」~「+3σ」の間に値が存在する確率は99.7%だ。つまり、プラス2σを突破している株価は、異常値であるといえる。この異常値を買うのだ。そして、売りサインは、プラス2σを割り込んだら、ということになる。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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