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世代によって投資スタンスは異なる 投資と年齢の関係を分析

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2009/07/21 09:00

 人それぞれの人生観がありますので、一概にこうあるべきとは言えませんが、今回は、無理のない、息の長い投資を行うための「年齢別の基本的な投資スタンス」というものを見てみましょう。(バックナンバーはこちら)

相場で勝敗を分けるもの

 よく「ここは買いでしょうか?」「売った方がいいのでしょうか?」というご質問、ご相談をいただくのですが、私はそういったご質問、ご相談にはお答えしていません。というより、お答えのしようがないのです。

 相場では、基本的には「買う」「売る」「休む」の三つの選択肢がありますが、その三つの選択肢での勝敗は、投資スタイル・想定投資スパンにより決定される場合が少なくないからです。

 前回も書きましたが、相場ではポジションを建てる前に、建てている際に、どれが正解というのはありません。悲しい表現になりますが、「相場においては結果がすべてであり、利益が確定できれば正解」なのです。

 しかも、ポジションを建てる・決済するタイミング次第で、短期では負けでも長期では勝ちとなる場合もありますし、短期では勝ちでも長期では退場・破産となるほどの負けという場合もあります。

 ポジションを建てずに、長期間相場を休み、キャッシュ・ポジションとしていれば、デフレとなれば勝ちという見方もできますし、インフレになれば負けという考え方もできます。

 兎角、投資家は買いが正しいのか売りが正しいのかと考えがちですが、まずは自身の投資スタンスを考えるべきではないでしょうか。

投資スタンスを決定する大切な要素「年齢」

 日々の生活の中で、腰や膝が痛かったり、子どもの成長を感じたり、また自分自身の誕生日以外には、年齢を気にする方はそう多くないのではないでしょうか。

 しかし、投資において、投資スタンス(投資金額・想定投資期間)を決定するにあたり、自身の年齢は非常に大切な要素です。

 野球であれば、8回表2点差で、ノーアウト一塁・二塁なら、送りバントがセオリーです。しかし、8回表6点差で、ノーアウト一塁・二塁なら、打つしかありません。状況により、スタンス(とるべき行動)は変わる、変えるべきなのです。これは投資・投機行動においても、同じことが言えるのではないでしょうか。

 人それぞれの人生観というのもありますので、一概に「こうあるべき」と決めつけることはできませんが、年齢以外にも投資スタンスを決定する大切な要素には、収入、仕事の安定性、家族構成・家族の合意、等々多々ありますが、今回は年齢別(世代別)投資スタンスの基本的な考え方をご紹介してみたいと思います。

若年層の基本的な投資に対する考え方

 若かりし頃は、やはり遊びたい年頃です。「遊び」は視野を広げる、交友関係を広めるという意味で悪いことではありません。しかし、「遊び」は、お金を要する場合が殆どです。遊ぶために安易にローンを利用すると、それは後々、借金癖、無計画な借入の悪癖に繋がりかねません。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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