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「米ドルは昼間に取引すべからず」 主要3通貨の特徴をおさらいしよう

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2009/07/07 09:00

 国ごとに経済情勢や貿易状況が違うように、通貨にもそれぞれ個性があります。まずはメジャーな米ドル、ユーロ、ポンドの特徴を学びましょう。(バックナンバーはこちら)

最もメジャーな3通貨「米ドル・ユーロ・ポンド」

 FXでは、色んな国の通貨を取引することができます。売買をする前に、まずは通貨や特徴や国の基礎知識を押さえてから、どんな通貨を取引するか決めましょう。

 まったく知識のないまま、「何となく儲かりそう」と思って取引を始めれば、後から後悔することになりかねません。今回は、世界の通貨の中でもメジャーな米ドルとユーロ、ポンドの3つの通貨について解説します。

世界の基軸通貨、アメリカの米ドルはFX初心者向け

 アメリカの米ドルは、世界で一番流通量の多い通貨です。アメリカ以外の国へ海外旅行に行った時、観光地のホテルや飲食店などで、現地通貨ではなく米ドルを使って決済をしたことのある人は多いのではないでしょうか。

 米ドルは「基軸通貨」といって、国際取引の中心的な役割を持ち、輸出入の決済に使われたり、外貨準備通貨として保有されたりしています。「なぜ、わざわざ違う国の通貨で決済をするの?」と疑問に思うかもしれませんが、流通量の少ないマイナーな通貨で取引をすると、為替手数料などの取引コストが割高になるため、代わりに基軸通貨で決済をするのです。

 また、以前は、「有事のドル買い」と呼ばれるように、戦争やテロなどの有事で国際情勢が不安定になると、資産を安全なところへ避難させようと、基軸通貨であるドルが買われて為替相場全体でドル高が進む傾向がありました。

 ただ、2001年の9.11事件をきっかけに、「米ドル=安全資産」という方式が崩れ、「有事のドル売り」が行われることもあります。現在でも、有事のドル買いが行われることもありますが、9.11前に比べると、その傾向は弱くなっています。

 これからFXを始めようという人には、なじみのある米ドル/円の通貨ペアはおすすめです。ニュージーランドや南アフリカよりも、アメリカのほうが私たちに身近で、知っていることも多いと思います。情報量が少ないと、情報収集をするのが億劫になりますが、米ドルならその心配もありません。

 通貨によって値動きが大きくなる時間帯は異なり、米ドルの場合はニューヨーク市場が開いている日本時間21時から翌朝7時までの動きが活発です。アメリカの経済指標が発表されるのも、この時間帯の21時から23時頃なので、一時的に為替変動が大きくなるのを狙ってデイトレードをすることも可能です。

 次に米ドルに次いでに流通量の多い「ユーロ」の特徴を紹介しましょう。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 内藤 美穂(ナイトウ ミホ)

    1984年生まれ。株式会社ガジェットウェア代表取締役兼CEO。大学在学中にガジェットウェアを設立。日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」キャリアクリエイト部門10位受賞。外資系投資銀行やベンチャーキャピタルとのパイプを持つ。学生時代より投資家としてTV、新聞、雑誌など各メディアに取り上げられる。18歳の頃にeワラント取引を始めたのをきっかけに、日本株、中国株、FXなどを取引する。現在、投資関連事業の一環として「ドバイ株ドットコム」でドバイ株口座開設サービスを提供している。
    Miho Naito CEO blog」でブログを更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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