MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

外資社長が熱く語った「CFDが日本でブレイクする」これだけの理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2009/07/08 09:00

 これまで株式投資やFX取引に勤しんできた個人投資家の中にもCFD取引をはじめる者が増えている。だが依然として少数派だ。日本でCFDが普及する可能性をCMCマーケッツ日本法人の社長であるロバート・ドティ氏に聞いた。

CFDって何のこと?

 皆さんは「CFD(シー・エフ・ディー)」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
 最近、マネー誌などでもよく特集されているので知っている方もいるかもしれないが、いまにわかに盛り上がっている金融商品なのだ。

 CFDとは「Contract for Difference」(差金決済取引)のことで、差金決済とは投資対象となる資産を実際に保有することはなく、取引が終了した時に売買した価格の差額(差益・差損)だけをやり取りして終了する取引のことだ。

 CFDには、世界各国の市場の株式・指数・商品・債券・金利など、さまざまな投資対象商品があり、日本でも近年普及しているFX(外国為替保証金取引)と同様に「レバレッジ」という仕組みを利用すれば、投資家は元手の何倍もの規模の取引が可能になるのが特徴だ。

 昨年からのFX業界の競争激化や、CFDで何千万円も儲けたと告白する個人投資家の存在により、CFDの熱がじわじわと高まると、08年12月から上田ハーローやインヴァスト証券、SBI証券が次々と参入し、半年間の間に6社が参入し、取扱業者が一気に倍増している。その中で英国から日本進出をはたし、08年4月からCFDサービスを展開しているのがCMCマーケッツだ。

 CMCマーケッツは1996年に世界で初めてFXのオンライン取引を開始した企業。その同社がいま最も力を入れているサービスがCFDだ。

 実はCMCマーケッツの本社がある英国では、取引所取引の売買代金の約3割がCFDのカバー取引等によるものともいわれているほどCFDが普及している。なぜそれほどCFDが普及したのか、そして日本でもFXのようにCFDが爆発的に普及する可能性はあるのか。CMCマーケッツ日本法人の社長であるロバート・マイケル・ドティ氏に取材した。

CFDが英国で普及した3つの理由

 ドティ氏は英国でCFDが普及した理由を次のように語る。
「CFDが普及した理由は3つあります。まず1つは、買いから入ることも、売りから入ることもできるという点です。つまり市場がどのような状態でいる時でも利益を出すチャンスがあるのです」

 一般の株式投資は買うことしかできない。買いから入る場合は株価が上がるのを待つしかないが、CFDなら空売りが可能だ。これによって相場が下がっている時でも儲けるチャンスが広がるのだ。ただし株式投資でも信用取引などで売りから入ることは可能だ。ドティ氏はCFDが英国で普及した2つ目の理由としてレバッレジをあげた。

「レバレッジを利用すれば小額の資金でその何倍もの取引を行えます。より大きく稼ぐチャンスが投資家に訪れたのです」

 レバレッジ(leverage)とは英語を直訳すると「梃(てこ)」のこと。自分の資金を証拠金として預けることで、その何倍もの規模で投資が可能となるのだ。これは日本でも普及しているFXでお馴染みとなったシステムだ。

 ただしCFDがFXと異なるのは世界各国の市場の株式・指数・商品・債券・金利などさまざまな投資対象商品を一元管理できること。これがドティ氏があげる3つ目の理由だ。

「CFDは日本で必ずブレイクする」

 ただしCFDは海外の投資対象商品がたくさんあり、初心者には敷居が高い印象もある。日本でどこまで普及するかは未知数だ。この疑問をドティ氏にぶつけてみた。(次ページへ続く)


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5