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大不況時代における「富裕層のアッと驚くおカネの使い方」

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 経済成長率がどんなにマイナスになろうが、失業率がどんなに高くなろうが、そして格差がどんなに広がろうが、まったく不況知らずなのが富裕層だ。いつの時代でも、どんな世の中でも、実に優雅でリッチに暮らすエグゼクティブたちの実態とは・・・(バックナンバーはこちら)

大不況の裏で超高級不動産市場は活況を呈している

 昨年秋口のリーマンショック以来、株や不動産、商品先物、投信などすべての金融商品が総崩れの中で、ただひとつ光を放っているのが、富裕層向けのマーケットだ。もともと富裕層は不況に強いといわれているが、本当にそうなのか?

 もしそうだとすれば、その所以はどこにあるのか? 今回は、不況知らずの日本の富裕層市場の現状について紹介していこう。

 まず不動産から見ていくと、確かにリーマンショック直後は、高級物件の取引も減少していたが、昨年末から徐々に売れ行きが増え始めて、最近では高級優良物件はかなりの買い手市場になり、取引価格も上昇している。

 例えば、港区や渋谷区、世田谷区などを中心に、1億円以上のマンションの売買が頻繁に行われるようになっているが、これは「1億円」という金額が、富裕層にとって即金で出しやすい金額だからだ。これ以上になると、金融機関からの融資が必要になる場合が多く、おのずから慎重になりがちである。

 また、高級賃貸物件についても堅調で、港区では月額家賃450万円、渋谷区では同じく350万円など、最近では家屋や庭の手入れ、セキュリティなどトータルで管理してもらえる物件に人気が集まっている。

 また、富裕層には、不動産を自宅仕様以外に投資対象として判断していて、キャッシュリッチな富裕層にとっては、現在が投資用の億ションとして買い時だと考えているのだ。つまり、分譲の物件を購入して、億単位の自己資金を寝かせておくより、賃貸の方が流動性を確保できて、合理的であるということだ。

 身近な例として、東京都内の代々木公園と明治神宮の緑に囲まれた360平米余りの高級マンションの家賃は350万円だが、現在満室で空き待ちの状態である。ここは、都心から車で5~10分とアクセスもよく、広い敷地内は緑豊かな環境である。各部屋にバスルームが2つもあり、リビングの窓は何と高さ2.4メートルもある特注品で造られている超高級マンションなのである。

 そのうえ、バイリンガルのコンシェルジュも常駐していて、宅配便の受け渡しなどの細かいサービスまで提供してくれる。

 また、警備員や管理スタッフによるセキュリティもしっかりしており、最高の住環境が提供されている。住人は、外資系のビジネスマンや企業オーナー、文化人などステイタスのある人たちで、富裕層の豪華な集合住宅となっているのだ。

富裕層の支持を集める220万5000円の健診とは?

 富裕層たちが、おカネをかけるべき対象は住宅ばかりではない。自分の健康にも十分に気を使うのが、富裕層たちの本分である。いったん健康を害すれば医療費もかかるし、働く時間や環境も制限されて、いろいろと仕事や資産運用に支障が出てくるからだ。

 彼らは、健康は金では買えないということを理解している分、身体にはとても気を使っている。そんな富裕層向けに人気なのが、「プレミアム人間ドッグ」である。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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