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FX業者淘汰の時代 私が考える「生き残る業者の条件」

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2009/07/31 09:00

 FX業者はこの10年で数え切れないほど増えた。だが業者間の競争は激しく、淘汰が始まっている。生き残るFX業者の条件とは何か? 今回はこの点に絞って論じてみたい。(バックナンバーはこちら)

生き残るためには「宣伝力」が必要

 為替取引を25年以上やっている私にとってはどの業者がデイトレに向き、どの業者がスワップに向くかはすぐにわかるし、ホームページを見てもどれくらい取引に役立つツールを提供してくれるかもすぐにわかる。

 ただ私が選ぶ業者がはたして生き残る業者かどうかはわからない。なぜならばもし私が専門ではない分野の株式取引や商品先物取引を行う業者を選ぶ時は、まず名前が良く世間に通っていたり、コマーシャル活動を活発に行っている業者にまず最初の目が向くだろう。

 従って宣伝力は重要である。FXにおいてもやはり初めて取引を行う方々が圧倒的に多いので、プロフェッショナルな人により評価される業者よりも、まずは宣伝をして世間によく知られている業者に顧客が集まりやすい。だからある程度の宣伝力が生き残るべき1つの大きな要因だろう。

 もちろん宣伝には費用がかかるので資本力も必要だ。宣伝によって口座数が集まれば量のメリットが受けられ宣伝費も回収できるのだろう。

FX業者はトレーダーの性質別に利益を確保すべき

 生き残るためにはまずは口座数を集めなければならない。私などは長期保有のポジションのほうがデイトレや短期より多いが一般的にはデイトレの変動狙いの個人投資家が圧倒的に多いだろう。そうとなるとデイトレに有効な商品仕様にする必要がある。

 近々当局の規制ができるレバレッジだがやはり規制の下での最高レバレッジにすべきだろう。最近は手数料は限りなくゼロ、スプレッドも極小化されている状況なのでそれにもフォロ-していかないといけない。

 ただそれでは業者が得る利益は減少するばかりなので、デイトレや短期取引においては、顧客がそれほど求めていないスワップ益で補っていかないといけない。それでももしスワップから極端に利益を業者が抜いてしまうとこれもまた信用を失うだろう。

 スワップ狙いの方にはやはり最高のスワップを提示すべきである。長期保有では手数料はあまり気にならないので無料にする必要はない。

 次ページでは口座数を増やす為、減らさない為にやるべきことを考えてみた。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 野村 雅道(ノムラ マサミチ)

    1979年東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。1982年ニューヨーク支店にて国際投資業務、外貨資金業務、外国為替業務に携わる。1985年帰国後、本店にて外国為替チーフディーラーとして活躍。1987年ファーストシカゴ銀行へ転出、スイス銀行を経てBNPパリバ銀行外国為替部市場部長。東京外国為替市場の中心として活躍した。現在は、FX湘南投資グループ代表(FSIG)ならびに専修大学、中京大学講師。テレビ、ラジオ、新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。著書に『働かずに毎年1000万円稼げる私の「FX」超活用術 』(講談社+α新書)など。執筆中のブログ「ID為替研究所」「ID為替レポート」「野村雅道と楽しい投資仲間達」も人気。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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