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1億円ぽっちの富裕層には心理的な余裕がない
本当のお金持ちは資産10億円からのビリオネア

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 クルーザーや高級外車がバンバン売れていく背景には、意外な事実があった。景気がどんなに落ち込んでも、富裕層向け市場がますます盛況なカラクリとは?(バックナンバーはこちら)

資産1億円の富裕層には心理的な余裕がない

 大不況でも富裕層向けの高級商品が売れているという。そこで大不況でも活発に行動する富裕層の行動意識を検証してみた。

 通常なら大不況時、特にリーマンショック以後は投資や消費などを控える傾向にあるが、富裕層だけはここがチャンスとばかりに、積極的な投資行動にはしっている。

 富裕層向けのある調査によると、リーマンショック以後も投資について44%の人が積極的になったというデータがあり、また消費性向についても、ショック前とまったく変わらないとする人が6割以上にのぼっている。

 金融危機こそ百年に一度のチャンス!と考えて、虎視眈々と狙っている富裕層がいかに多いことか。一般人なら、不況時こそリスクを負わず堅実に投資するのが普通だろうが、富裕層はこの投資観とはまったく逆をいくからこそ、大きな資産を手に入れたのである。

 つまり、人の行かない道こそ、成功の道につながっているということになのだ。ここでいう富裕層はこれまでのオールドリッチとは異なり、どんなことにでも興味を持ち、新しい生き方を追求するニューリッチと呼ばれる、30~40歳代の若い層で、リスクにひるまず、大きなリターンを求める傾向がある。

 中には、この大不況だからこそ自己資金100億円を目指すという強者の30代もいて、世間の一般常識としては、かけ離れた世界観を持つ人たちともいえるだろう。

 たしかに一時的には、3割4割手持ちの資金を失うこともあるだろうが、そこでめげないで再度ファイティングポーズをとるということが、成功への近道ということらしい。

 どうしてこんな気持ちになれるのかというと、さすがに彼らは富裕層だけあって、リーマンショックで被害を受けても、資金的にも心理的にも、まだまだ余裕があるからだ。今回のリーマンショックで資産を大幅に減らした、ある富裕層は、
「いったん投資したお金は、ドブに捨てたと考えています。投資家として研究や勉強もしますが、リスクが〇になることはあり得ません。ですから、投資金が戻らない可能性だって十分にあるので覚悟しています。その気持ちがないと投資にはしてはならないと思います」
と語っている。

 一般庶民は、少し目減りしただけで細かく計算して落ち込むことが多いが、富裕層はどっしり構えて、逆にスキがないくらいである。

 では、いったいどうしたらこんな泰然とした態度がとれるのだろうか。実は資産が10億円を超えると、投資のマインドが変わり長期間の投資も可能になるのだ。

 それが、資産1億円しか保有しない人は、損をすると一時でも早く元に戻したいと思い、さらに無理な投資にはしることなる。例えば、長期投資からデイトレードにはしったり、株式投資からFXに乗り換えたりして、ますます深みにはまることになるわけだ。

 富裕層でも、そういった中途半端な人たちは痛い目に遭っているが、資産が潤沢な真の富裕層はまず、そんな行動はとらないので、目減りした資産もいつの間にかもとに戻っている可能性が高いのだ。

富裕層には先方からオイシイ話がやってくる

 それにどっしり構えている富裕層には、先方からオイシイ話がやってくるものだ。それは、平均利回り30%にものぼる超優良お化けファンドのことだ。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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