はじめに
皆さんこんにちは。毎日優待三昧のrikaです。優待の連載を終えた後、すっかりご無沙汰している間に、100年に1度の不況と呼ばれるサブプライム問題で、そりゃもう株価駄々下がりで、日々、胃が痛い日をすごしておりました。
ただそんな日々でも、優待の魅力にはどっぷりとハマっていて、その後、会社を退社した事もあり、最近は時間もあるので総会参加も積極的に行っております。優待取得=株主総会参加もできるってことで、参加しなければ損ですね。
この連載では、そんな私がこれまでに参加した総会のご紹介などをしていきたいと思います。
株主総会とは
以前私が株を始める前はなんとなく、「総会屋」という言葉だけが先走りしていて「罵声が飛んで恐い?」という勝手なイメージがありました。
ですが、私がいままで参加した総会はそんなこともなく、といいますか、総会屋さんらしい方にはまだお会いしたことないような気もします。最近は個人株主の方が結構いろいろ調べて質問されますしね。ただ、業績が悪い会社の総会で、興奮された株主の方から罵声が飛んだこともありますが・・・。
さて、ここでまず、これまで株主総会に参加したことがない方のために、総会についての基本的な疑問にお答えしていきます。
株主総会っていつやってるの?
ほとんどの会社が朝9時から受付が開始され、10時に総会がスタートして早い所では30分ぐらいで終わります。長い所では2時間半以上かかる所もあるでしょうか。
平日の午前中に開催する所がほとんどですが、土日開催する会社もありそちらはやはり参加者が多いと思います。
参加者はどんな人たち?
平日に開催する所がほとんどですので、高齢の方が多くいらっしゃると思います。最近は女性の参加も多くなり、女性の方が多い場合も。
総会参加者も年々増えているような気がしますが、私は参加者30名もいなかった総会にでたこともあれば、何千人というとてもたくさんの株主が参加する総会にも参加したことがあるので、会社の規模によりますでしょうか。
よく質問を受けるのが「何を着ていったらいいのか」ですが、普段着で大丈夫です。男性の方はスーツの方も多いですが、スーツは関係者の方が着ていらっしゃる場合が多いように思います。夏場など、ラフな格好をされている方も多いです。
会場はどんなところ?
会場も自社の会議室や公共施設、はたまたホテルを利用したりと様々です。私は以前から1度は中に入ってみたかった武道館と両国国技館は、ライブや相撲ではなく、総会で初めて中に入りました。両国国技館はライオン、ワタミの総会で参加しました。天井のお相撲さんの絵に感動でした。東京にある有名なホテルも、宿泊したことはありませんが、総会であちこち素敵な会場にも参加でき、愛知人ですが、東京ホテルに詳しくなったかも。
総会ではどんなことをするの?
最初は会社の事業報告が始まり、その後議題の審議、質問タイム、議案の採決と進んでいきます。どの総会も同じことをするのですが、それでも各社で様子が違います。
事業報告の説明を社長がひたすら下を向いて、株主に配布された総会招集通知を読み上げるだけのところもあれば、スクリーンなどを利用して説明したり、ビデオを作って流すところもあります。株主からの質問も、マイクが設置してあり、そこに株主が出向く場合、係りの人がマイクをもって株主の席まで走ってもってくる所、別会場があり、そちらでも質問できるように中継がつなげてある所なども。
そして、総会後に、懇親会や事業報告会、会社見学や、映画会社であれば試写会を行う所もあります。総会後にお土産をくれる所、何も無いところ、これまたいろいろ。そのお土産も、自社製品や、ホテルのお菓子や地元のお菓子、金券などこれまたいろいろ。これだけでも、「総会」といってもいろいろあるのがお分かり頂けるかと思います。
私が最初に総会に参加したのは 7469 スギ薬局です。こちらは2003年から6回ほど参加していますが、株主の人数が毎年増えて、会場がよく変わりましたね。最近は株主参加の増加により、会場を大きくしていく会社もよく見かけました。
さて次に「懇親会のある総会」を紹介しましょう。(次ページへ続く)