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はみ出し銀行マンの投資相談室 Vol. 26
「妻が私に隠れて株で大損していました」

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2009/10/16 07:00

 はみ出し銀行マンの横田濱夫氏が、悩めるMONEYzine(マネージン)読者の投資相談に答えます。投資相談 Vol. 26は「妻が私に隠れて株で大損していました」という39歳・男性の方からの相談です。(バックナンバーはこちら)

今月の読者からの投資相談 Vol.26

 単身赴任中のサラリーマンです。子会社のサービス部門に出向中で、妻は名古屋、私は新潟にいます。その妻が、株式投資にのめり込んでいるようなのです。以前からマネー雑誌がリビングのテープルに置いてあったり、気付いていましたが、「ほんのお小遣い程度でやっているだけよ。たいした金額じゃないわ」との妻の言葉を信じ、黙認していました。ところが先日、あったはずの銀行預金が解約されており、どうやら我が家の金融資産1000万円すべてが株式投資に回されているようなのです。損失がいくらかなど、問い詰めても答えてくれません。単身赴任中ということもあり、始終監視するというのも難しい状況です。これ以上、妻を株式投資にのめり込ませないために、何かいい方法はないでしょうか?(機械部品関連 39歳・男性)

はみ出し銀行マン・横田の答え

 専業主婦の株式投資は、なんつうか、キッチンドリンカーみたいなところがあるんだよな。昼間、時間はいくらでもある。文句を言う人もいない。どんどん深みにはまっていき、気付いた時にはもうボロボロ・・・。

 だいたい「カリスマ主婦トレーダー」なんて甘い言葉に騙され、始めるんだろ? 「カリスマ」という言葉も「トレーダー」という言葉も、ともに怪しいのに、両方合体しちゃったらもっと怪しくなる。

 こういうのはマスコミも悪いよね。ちょっと見てくれが美人なら、なんでもかんでも担ぎ出す。それだけで視聴率や購買数が簡単に稼げちゃう。でもよくよく調べてみると、儲けるどころか損ばかり出してたりする。

 ま、その手の類いは、マスコミにとっての一時の道具だから、飽きられたらすぐにポイ。どうせ長く使うつもりはなく、実態と少々違っていようが関係ない。そんなものを真に受けて「私もああなりたいなあ!」なんて投資をはじめた人は、いい面の皮だ。

女子大生にお仕置きよ!

 そういやこの前、ラジオの収録で『女子大生が株で1億円儲けた!』とかいう本の著者に会ったんだが、これがまた・・・。

 たしかに著者は、正真正銘の現役女子高生だった。それが1億円も儲けた、というんだからすごい。

そこで「へーえ、だったらもう就職なんてしなくていいじゃん」と言うと、相手は急に口ごもり、

「い、いえ、それが・・・。1億円儲かったというのは出版社が勝手に付けたタイトルで、実際の利益は数十万円なんです。でもそれじゃあ、本が売れないというから・・・」。

1000万円もうかったのを1億円というのならまだ許せても、数十万円を1億円というのはタチが悪い。そこで

「訴えられたらどうするんだよ」と脅かすと、
「その時は『仮にこの調子で何十年か続ければ1億円になる』と答えておけ、って出版社から言われているんです」とまあ、とんでもない出版社もあったもんだ。

 だいたい「公称20万部」のマネー雑誌が実売は2万部だったりするわけで、とにかく信用ならないギョーカイであり連中である。

我が家はこうしてバレました

 主婦の株狂いが夫に発覚するにはいろんなケースがある。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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