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超強気エコノミストの「2010年予測」に武者震い

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2009/12/30 09:00

たしかにいまの日本株はまともな投資として買うなど考えたくもないだろうが、こういう時こそ投資のチャンスではないだろうか。(バックナンバーはこちら)

転機は来春

 生来の出不精に加えやや遠くに住んでいるので、土日の講演会には滅多に行かないのだが、あの武者陵司さんが今回独立して武者リサーチを設立、その記念講演とあっては何をさておいてもお祝いしなければと、快晴の12月19日(土)に東京まで出かけてきた。

 ご存知の方も多いと思うがいまや武者さんは数少ないブル(超強気)として知られている。その昔は超弱気で有名だった武者さんが、今回は凄いという形容詞が必要なほどの強気であり、いまや世の中総悲観のなかでなぜかくも強気になれるのか、ご高説を拝しに出かけてきた。

 とくに株式市場では「ひとの行く裏に道あり花の山」といわれるように、人と同じことをしていてはまず大きな成果は得られないのが常識である。あのバフエットの投資法などその典型であり、誰も買わない時にいい株が安く買えるのである。

 たしかにいまの日本だけ見ていればとても日本株などトレーデイングならともかく、まともな投資として買うなど考えたくもないだろうが、武者説によればアメリカが再び成長路線に向かう可能性があり、だとすればグローバルに展開している日本企業の中には絶好の投資のチャンスと思われる銘柄も多いと言う。

 武者さんはアメリカ経済に対してはかなり楽観視しているが、これに関しては私もほぼ同じ見方をしている。多分来年の3-4月ごろにはアメリカ経済の立ち直りがまず雇用の増加として見えてくるのではないかと考えているが、雇用の回復がはっきりしてくれば金融政策にも変化が始まり、ドルも高くなってくるのではないだろうか。

証券市場振興を

 国内でも遅まきながらやっと菅さんを中心に民主党の成長戦略を考えるらしい。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 三原 淳雄(ミハラ アツオ)

    激動する内外経済の今後を展望し、対応を説く経済評論家。1937年満州国チチハル(現・中国)生まれ。九州大学卒業後、日興證券に入社。企業派遣によるノースウェスタン大学経営大学院留学、スイス銀行チューリッヒ支店勤務などを経て、ロスアンジェルス支店長。1980年から評論活動に入る。近著に『金持ちいじめは国を滅ぼす』(講談社)など。TV東京「News モーニングサテライト」 隔週月曜日(AM5:45~6:45放送)のゲストとして出演中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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