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JAL再建を託された京セラの稲盛和夫氏はどのような人物なのか

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2010/01/13 20:30

 日本航空の次期最高経営責任者への就任を要請されていた京セラの稲盛和夫名誉会長は13日、記者団に対し受諾する意向を表明した。

 京セラ・稲盛和夫名誉会長(77)の日本航空(JAL)の最高経営責任者(CEO)就任が明らかになった。前原誠司国土交通相は記者団に「(稲盛氏は)JALを必ず再生させる」と語ったが、稲盛氏は大きく8つに分裂する複雑な労働組合を持つ同社を1つにまとめることができるだろうか。

 同氏は1932年、鹿児島市に生まれ。鹿児島大学工学部を卒業後、京都の碍子メーカーに就職したが、1959年4月、知人より出資を得て、資本金300万円で現在の京セラとなる京都セラミツク株式会社を設立。10年後に株式上場させると、類い稀な経営手腕を発揮し、ファインセラミックスの技術で世界的な企業へ発展させた。現在では京セラグループ全体で約6万人の従業員が働き、連結売上高1兆1200億円を超えるグローバル企業へと成長している。

 日本を代表する経営者の一人といわれる稲盛氏は、他にもボランティアで、全60塾(海外7塾)、5,500人余の若い経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として経営者の育成に心血を注ぎ、経済界ならず政界への人脈も広い。

 かつてメディアの取材で「経営において逆境でも踏みとどまるために、必要なことは」と問われて、「社員全員が経営者と同じ方向を向いているかどうかで決まる」と答えた稲盛氏。OBも巻き込みばらばらとなった日本航空の再建は日本が生んだ敏腕経営者に託された。

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