MONEYzine(マネージン)

一覧から探す

日経平均、昨年来高値を更新
なぜ外国人投資家は日本市場へ戻ってきたのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2010/01/16 10:00

 15日の東京株式市場は、外国人投資家の断続的な買いもあって、日経平均株価の終値が1万0982円と、前日に引き続き昨年来高値を更新した。

 日本の株式市場に外国人投資家が戻ってきている。15日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が1万0982円と、1万1000円近くまで上昇し、前日に引き続き昨年来高値を更新した。

 株高の要因は、外国人投資家によると思われる時価総額上位銘柄への断続的な買いが相場全体を押し上げているからだ。

 しかし今月下旬以降に予定されている企業の09年10~12月期決算の発表を前に、なぜこのタイミングで日本株が買われているのだろうか。

 市場では、日本株の出遅れ感が株購入の動機につながっているとみている。昨年金融危機から新興国を中心に世界市場が回復を見せる中、日本だけが出遅れていた。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の調査では、企業の時価総額をもとにした2009年の世界45か国・地域の株価上昇率で、日本は下から2番目だった。

 そのような中、世界に遅れて日本でも景気の先行きに対する見方が楽観に傾いており、外国人投資家の資金呼び込みにつながった。またその他にも、年明けから続いた為替の円安進行や米ハイテク株の足元業績が改善したことも理由としてあげられる。

 カブドットコム証券のマーケット・ストラテジスト、河合達憲氏は、これらの条件に加えて、「昨年末、クリスマス商戦を含んだ12月の米国の消費回復基調が景気上昇への自信となり、米国株の高騰にリンクして外国人投資家が日本株にも手を伸ばした」とみる。

 ただ、河合氏は、今後は米金利の低下などが円買い・ドル売りを誘い再び「短期的に円高に振れる可能性が出てきている」とし、また09年年初を起点とすると日米独の日経平均株価・NYダウ・ドイツDAX30種指数が、それぞれほぼ同じ20%前後の上昇率となっており、必ずしも日本市場だけが出遅れているとは言えない事情もあることから今後の動きには注意が必要だという。

【関連記事】
「配当利回り3%超え」900銘柄以上 日本株も10倍以上に化ける可能性はある
絵に描いた餅でも「国策に売りなし」新成長戦略関連銘柄を事前にリストアップせよ
日本の財政破綻はもはや既定路線 正統な方法では解決不可能だ
富裕層が踊り狂う「平成の鳩山バブル」の天国と地獄

【FXランキング】 FXランキング 最新FXランキング スワップFXランキング 手数料FXランキング 口座数FXランキング 会社
【FXを徹底比較】 FX比較 取引コストFX比較 手数料FX比較 通貨ペアFX比較 発注機能FX比較 サービスFX比較 安全

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

株式

もっと見る

FX

もっと見る

経済・社会

もっと見る

マンガ

もっと見る

国際ニュース

もっと見る

この記事に登録されているタグ


All contents copyright © 2007-2017 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5