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毎年恒例のアレから、2010年の株式相場を占う
【日経新聞の読み方】第14回

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2010/01/26 10:00

まいど! 明けましておめでとうございます。相場の福の神・藤本誠之です。さて、今回は毎年恒例の日経新聞『経営者40人に聞く』の紙面から、今年の注目銘柄を占っていきましょう。(バックナンバーはこちら)

『経営者40人に聞く』から読む、今年の注目銘柄

 今年もよろしくお願いいたしますね。今年は寅年です。赤星は引退してしまいましたが、城島が新規加入し、阪神タイガースの優勝への期待が高まる年ですね(笑)。

 さて、皆さん、1月3日の日経新聞の特集をチェックしましたか? 今回は毎年恒例の『経営者40人に聞く』の紙面から読む、今年の注目銘柄です。

経営者の予想は、ヘンなのがおもしろい

 毎年、1月3日の日経新聞では『経営者40人に聞く』という特集を掲載しています。これは主要企業の経営者40名にその年の株価や景気予想を回答してもらうものです。

 株価については、20名の経営者が日経平均株価の高値、安値、有望5業種、有望5銘柄とその理由について回答をしています。

 今回は、この回答を相場の福の神視線で分析し、注目銘柄を探してみることにしましょう。まず、日経平均の高値についての回答を平均すると、12,275円でした。これは去年とほぼ同じ水準。高値の時期も20人中16人が10~11月つまり年後半だと予想しています。

 しかし、たいていの年で、この平均値ははずれています。だから、「福の神」の私としては、6月または7月が高値だと思います。

 それではどこから注目銘柄を探すかというと、個々の回答からです。ちなみに、日経平均株価の高値予想で、一番低い金額を回答したのは【6502】東芝の佐々木則夫社長と【6762】TDKの沢部 肇会長で11,000円。安値予想で一番低い金額を回答したのは7,600円をつけた【4063】信越化学工業の金川千尋社長です。

 つまり、この方たちは慎重派だということが見て取れますから、この方たちが有望と見る銘柄も手堅い銘柄、逆にいえば、おもしろみに欠ける銘柄といえそうです。そこで、そのほかの経営者でおもしろいことを言ってる人はいないか、と探してみました。

 すると、昨年末の記事で「エコカー銘柄」「京都銘柄」として紹介した日本電産の社長、永守重信さんが、有望銘柄として【7201】日産自動車や【6752】パナソニック、【7011】三菱重工業、東芝、【6367】ダイキンを挙げていました。その理由は「省エネ」「エコ」「軽薄短小」「ハーフプライス」という4つのキーワードだというのです。

「まあ、そらそやろ」という内容ではありますが、それだけに、この4つのキーワードにからむ銘柄、特にこの5銘柄はわりといい感じになるのではないかと思います。永守さんは、日経平均の高値、安値の予想も慎重すぎず突飛すぎず、妥当なところを回答してはると思いますね。

下位の銘柄から、魅力的な銘柄を探せ

 続いて、経営者が選ぶ有望銘柄ランキングを見てみましょう。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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