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アローヘッド導入でヘッジファンドも日本株に参戦
【日経新聞の読み方】第15回

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2010/02/02 10:00

まいど! 相場の福の神・藤本誠之です。今回は東京証券取引所が次世代株式売買システム「アローヘッド」の導入の効果と、これに関連するヘッジファンドの動きについてお話します。(バックナンバーはこちら)

アローヘッドで眼が疲れると

 皆さん、1月4日から導入されたアローヘッドの「早さ」はもう、体験済みでしょうか。日経平均が15秒ごとに更新されると、ぜんぜんムードが違うと思います。それに、約定スピードがアップすると、焦ってくるかもしれません。それにつられて、約定もどんどん増えていますよね。

 こうした「アローヘッド効果」は、日経平均にもよい効果をもたらしてくると思います。とくに日経225採用銘柄の流動性も高まりますしね。

 それにしても、板がこんな早く動くと、目がめっちゃ疲れますわ。アローヘッド効果で、【4527】ロート製薬あたりが上がったり、なんてこともあるかも・・・。ロート製薬は今、男性用化粧品も好調なので、あり得ないとは言えませんよ。

アローヘッド導入で、外国のヘッジファンドが参戦

 さて、このアローヘッド導入が、去年、急回復したヘッジファンドとからんで、思わぬ効果を呼びそうです。ファンドのトレード手法の一種に『アルゴリズム(プログラム)トレード』というのがあります。日本もアローヘッドに代わったことで、海外諸国並みの約定スピードが実現し、『アルゴリズムトレード』を走らせることができるようになりました。

 それまでアルゴリズムトレードでは、未開拓ゾーンだった日本市場にも、外国のヘッジファンドが参入しやすくなったんですね。これは例えて言うなら、同じ釣り具で釣れる漁場を新たに開拓できた状態。ヘッジファンドにとっては、プログラム運用をする際の選択肢が広まったわけです。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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