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CFD会社を選ぶ際の条件 「取扱銘柄」「手数料」「取引ツール」チェックは必須

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2010/02/15 10:00

CFD会社を選ぶポイントは、取扱銘柄、手数料、取引ツールの使いやすさです。人によって重要視する条件はさまざまですので、条件に優先順位をつけて自分に合ったCFD会社を選びましょう。(バックナンバーはこちら)

ポイント1. どんな銘柄を取り扱っているか

 CFDは会社によって取り扱っている銘柄が異なります。株式投資ならどの証券会社でもトヨタやソニーの株を買うことができますが、CFDの場合は取扱銘柄のばらつきが大きく、特定の銘柄に対して、「あの会社では売買できても、この会社では売買できない」ということがあります。

 CFD会社を大きく3つのタイプに分けると、
1. 株式や株価指数、コモディティ、債券など総合的に取り扱っている会社
2. 株価指数と株式もしくはコモディティを取り扱っている会社
3. コモディティのみを取り扱っている会社
に分けることができます。

 1番目の総合的に銘柄を取り扱っている会社は、取引の対象が幅広いのが特徴です。CMC Markets Japanや楽天証券、FXオンラインジャパンなどがこれに当たります。いろいろな銘柄を取引することができるため、取引をする銘柄が決まっていない人や色んな銘柄を取引したいという人は、このタイプの会社で口座を開いておくと便利です。

 2番目の株価指数と株式もしくはコモディティを取り扱っている会社には、ひまわり証券SBI証券などがあります。1番目の総合的に銘柄を取り扱っているタイプと比べると取引対象の幅が小さくなりますが、取引したい銘柄を取り扱っているならとくに問題はありません。基本的には、株価指数にプラスして株式やコモディティなどを取引できるといった感じです。

 3番目のコモディティを取り扱っている会社は、取引対象をコモディティに特化しているのが特徴で、ドットコモディティや小林洋行などがあります。商品価格が上昇するとコモディティへの投資に注目が集まりますが、WTI原油や金などは流動性が高く情報を集めやすいため初心者にも人気の銘柄です。

 CFDの取引対象を細かく分類すると、国内株式、海外株式、株価指数、コモディティ、債券があります。これらすべてを取引するという人はほとんどいないと思いますが、海外株式や債券は取り扱っている会社が限られるので、会社を選ぶ時には銘柄数だけでなく取引対象も一緒に確認するのがポイントです。

ポイント2. 手数料やオーバーナイト金利などのコスト

 CFD会社を選ぶ時、取引手数料などの取引コストは一番気になるところかもしれませんが、CFDの取引コストは複雑なため比べるのがなかなか難しいというのが本音です。CFDの取引コストは、取引手数料、スプレッド、オーバーナイト金利、配当の4つがあります。スプレッドとオーバーナイト金利はどの会社も同じくらいの水準ですので、まずは取引手数料に注目をすると比較しやすいと思います。

 CFDでは取引手数料が無料というのは珍しくありません。銘柄によっては取引手数料がかかることがありますが、CMC Markets JapanSBI証券、楽天証券、ひまわり証券などは無料です。ただし、取引する銘柄や取引数量が一定基準に満たないと、ミニマムチャージが発生する場合があります。

 また、短期売買をする人はできるだけスプレッドの小さいところを選びたいと思いますが、スプレッドは銘柄によって異なるので、取引する銘柄を決めてから調べるといいでしょう。たとえば、日経平均株価とNYダウを取引したいなら、この2つに銘柄を絞って各会社のスプレッドを比較します。

 少額で取引するなら、ミニマムチャージがなく、初回入金額が0円であるのがベストです。ちょっと興味があって取引をしてみたいという人でも、3万円くらいから手軽に始めることができます。「初回入金額は10万円以上」といったように決められている会社もありますので、口座を開設する前に確認しましょう。

ポイント3. 取引ツールの使いやすさ

 株式投資やFXなど投資をしたことのある人なら、管理画面や注文画面が使いづらくてストレスを感じたということはないでしょうか。操作性や機能性は会社によって違いが大きいので、自分の納得できるところを選びたいです。会社選びではどうしても手数料に目がいきがちですが、スムーズに取引をするためには管理画面の使いやすさは重要なポイントです。

「チャートは使いやすいか」、「注文を出しやすいか」、「知りたい情報にアクセスしやすいか」などは実際に取引をしていく中で分かるものでもあります。デモ画面を提供している会社もありますので、事前に確認をしておきましょう。

もしも会社が倒産したら・・・? 信用力もチェックしよう

 もし利用しているCFD会社が破綻したら、預けている資金はどうなるでしょうか。ちゃんと資金が戻ってくるのか心配になりますよね。

 チェックするポイントは、分別管理、もしくは信託保全をしているかどうかです。分別管理とは、顧客の証拠金と会社の資金を別々に管理することです。顧客の資金を預かっている会社として基本中の基本ですので、分別管理をしているのは必須条件です。

 一方、信託保全は顧客の資金を信託銀行に分別保管することです。万が一、会社が破綻しても、顧客の資金は信託銀行で保護されているので、原則お金が返ってきます。

 また、会社の安全性を表す指標に「自己資本規制比率」があります。会社の財務状況が健全かどうかを表す指標で、金融商品取引会社は自己資本規制比率が120%を下回ってはいけないと決められています。

 自己資本規制比率は、「固定化されていない自己資本÷リスク相当額」という計算式で求めます。この数値が高ければ高いほど、資金に余裕があって安全な会社と判断できます。3月、6月、9月、12月末に公表することが義務づけられており、各会社のホームページで確認をすることができます。

譲れない条件を明確にして自分に合った会社を選ぼう

 さて、CFD会社を選ぶポイントを一通り解説しましたが、それでもどのように選べばいいのか悩んでいる人は、これだけは譲れないという条件をはっきりとさせると自然と会社を絞りこめると思います。

 3万円で取引したいという人は初回入金額のない会社、短期売買をするなら取引手数料が無料の会社、安心して取引したいなら信託保全を導入している会社といったように、まずは条件を1つ決めて該当する会社をピックアップします。人によって投資金額や取引方法が違うため、どの会社が一番いいとは一概に言うことはできません。優先順位を決めて自分に合った会社を選んでいきましょう。

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著者プロフィール

  • 内藤 美穂(ナイトウ ミホ)

    1984年生まれ。株式会社ガジェットウェア代表取締役兼CEO。大学在学中にガジェットウェアを設立。日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」キャリアクリエイト部門10位受賞。外資系投資銀行やベンチャーキャピタルとのパイプを持つ。学生時代より投資家としてTV、新聞、雑誌など各メディアに取り上げられる。18歳の頃にeワラント取引を始めたのをきっかけに、日本株、中国株、FXなどを取引する。現在、投資関連事業の一環として「ドバイ株ドットコム」でドバイ株口座開設サービスを提供している。
    Miho Naito CEO blog」でブログを更新中。

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