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三井化学(4183) コスト低減効果が大きく、会社側通期業績予想の営業利益を上方修正

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2010/02/08 12:00

<下値リスクは少なくなったと考える>
株価の下値リスクは限定的だろう。3Q(10-12月)営業利益41億円と09/3期3Q以来の黒字化を達成。4Q(1-3月)も基礎化学品の稼働率は維持できる見通しであり、加えて固定費削減の追加により四半期ベースでの黒字化を定着させると考えるからだ。
<会社側は4Q営業利益49億円を見込む>
10/3期3Q累計(4-12月)業績は売上高8,642億円(前年同期比31%減)、営業損失149億円(前の期は119億円の黒字)。利益は依然厳しいが、3Q営業利益は41億円と黒字化を達成。主因は基礎化学品の主要製品である高純度テレフタル酸(ポリエステル繊維原料)などの市況改善とコスト低減効果が大きい。3Q累計までのコスト低減効果は348億円(期初の通期計画300億円)となっている。
会社側は通期業績予想を売上高1兆2,100億円→同1兆2,000億円、営業損失150億円→同100億円と利益面で50億円の赤字幅縮小を計画。4Qはさらに75億円のコスト低減を見込んでおり通期で423億円まで実施予定。コスト低減効果によりTIWでは会社業績予想を達成できると考える。11/3期以降はコスト低減に加え、汎用化学品の更なる構造転換の進捗が注目されるだろう。リスク要因は原燃料価格の乱高下、中東、中国の汎用化学品による市況悪化、自動車業界など販売先となる業界の回復遅れ、為替動向、など。(高橋 俊郎)

【提供:TIW

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