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三菱ケミカルホールディングス(4188) 業績は改善傾向だが上値の重い展開を予想する

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2010/02/08 12:00

<株価は上値の重い展開が続くだろう>
TIWでは同社のLED照明やHEV(ハイブリット車)用リチウムイオン電池材料の総合的な供給力など、中長期の事業方針を評価するが、それらの株価への織り込みは時期尚早と考える。売上構成比の約50%を占めるケミカルズ(基礎石化製品など)、ポリマーズ(合成樹脂など)の構造転換、育成事業効果の発現期待が高まるまでは株価の上値は重い展開が続くと予想する。
<10/3期3Q業績は会社計画を上回ったようだ>
10/3期3Q累計(4-12月)業績は、売上高1兆7,923億円(前年同期比23%減)、営業利益471億円(同6%減)。3Q(10-12月)営業利益450億円は会社側計画を上回ったようだ。業績のプラス要因としては、ケミカルズが高純度テレフタル酸(ポリエステル繊維原料など)のスプレッド(原料と売価の値差)が大幅に改善し3Q営業利益は36億円と前四半期比6倍。液晶用PVAフィルムが主要製品の日本合成化学工業(4201)の連結子会社化(09年9月)の影響がデザインド・マテリアルズ(電池材料や精密化学品など)で売上高240億円、営業利益24億円寄与。ヘルスケアは田辺三菱製薬(4508)が堅調であった。通期業績予想は先行きの不透明さと足元の状況は会社計画を変更する程差異がないことから据置かれた。TIWでは会社計画線上の着地を予想する。リスク要因は原燃料価格の乱高下、価格転嫁の有無、R&D進捗の遅れ、など。(高橋 俊郎)

【提供:TIW

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