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ソニー(6758) 3Q決算はポジティブな内容。短期的な株価のリバウンドを想定

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2010/02/08 12:00

<3Qは想定以上の改善>
10/3期3Q(10-12月)は売上2兆2,378億円(前年同期比4%増)、営業利益1,461億円(前年同期は179億円の赤字)となり、営業損益は計画を約1,000億円上回った。主要6部門が全て前年同期はもとより2Q(7-9月)からも改善(増益)。コスト削減や在庫圧縮が想定以上に進んだ他、テレビなどセット価格の低下は想定以下でポジティブな内容。現在の株価は3Q末実績PBRが1倍強の水準で、割高感はない。本格上昇にはリストラ後の成長シナリオがよりクリアに見えてくることが必要との従来見方は不変ながら、相対的な業績の底堅さを受け短期的には株価のリバウンドも予想される。  
<4Qは実質下方修正だが、かなり保守的な印象>
3Qの営業利益が1,000億円上ぶれた一方、通期計画の引上げが300億円に留まっており、4Q(1-3月)は実質下方修正となる。3Qで営業黒字に浮上したテレビやゲームを含む広い範囲で4Qを従来以上に慎重に見た格好であるが、テレビでは価格下落や販促費投入等を相当堅めに織り込んだとみられる。社内目標の営業損益で収支均衡も現実味を帯びてきた。来期は構造改革の効果、テレビ販売の大幅拡大、法人向けの回復等から収益は大きく改善し、構造改革費用を除けば3,000億円の営業利益水準も視野に入ろう。リスク要因は不採算事業の改善の遅れ、主要地域の個人消費の更なる低迷、液晶パネルの調達、製品価格下落の加速、為替など。(服部 隆生)

【提供:TIW

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