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iPadに触発され、国内ハイテク関連株も注目
【日経新聞の読み方】第17回

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2010/02/23 10:00

まいど! 相場の福の神・藤本誠之です。ここのところ、ハイテク関連の業績が好調なようです。そこで今回は、ハイテク関連銘柄のニュースを拾ってみました。(バックナンバーはこちら)

アップル製品が京都銘柄を猛プッシュ

 出るぞ出るぞといわれていた米国アップル社のiPadが、先月末、発表されてすごい話題になってます。PCも全体的によく売れてるし、最近は、ハイテクがらみのネタが豊富ですね。

 携帯電話の分野でも、ネットを通じてGoogleが自分でGoogle携帯を売れるようになるので、販売環境が大きく変わりそうですし、iPhoneも依然として伸びてます。ハイテク銘柄は、市場全体を見ても、よさそうな雰囲気です。

 しかし、Google携帯もiPhone・iPadも、製品自体は、日本で作られているわけではなく、アメリカで開発されて台湾メーカーが作っているもの。となると、ハイテクのなかでも、日本の部品メーカーがからんできそうだと私・藤本は狙っています。

「2010年は京都銘柄が強い」なんてお話を以前しましたが、ハイテク関連でもやっぱりからんで来るのが京都銘柄。【6981】村田製作所や【6963】ロームあたりが狙い目かな、それにこちらは京都銘柄ではありませんが、スピーカーの【6794】フォスター電機あたりもええんちゃうかと、藤本は考えてます。

 とくにiPadにからんでは、Wi-Fiモデルと3Gモデルの両方がリリースされます。ですので、Wi-Fiドライバパッケージの搭載にからんで、村田製作所への注目が高まると思いますよ。

 ほかには、画面が大きいんで電子書籍のダウンロードに期待できるということで、コンテンツ系銘柄・・・例えば【9477】角川グループホールディングスや【7843】幻冬舎・・・それにアプリ系銘柄も考えられますが、まとまった数が出るのはやっぱり部品。今年、京都銘柄はやっぱり強いなという感触がありますね。

新しい売られ方をしそうなiPad

 それにしても、iPadが出てきておもしろくなってきましたね。というのも、この端末は携帯でもPCでもない変なポジションにあるからです。だから、売り方についても携帯でもない、PCでもない新しい売り方をするようになると思います。たとえば、「電子コンテンツの年間購読を売るために、iPadをおまけにつけちゃう」などです。

 iPadは、新聞やマンガを読んだり、映画を見たりするのに、iPhoneよりも画面が大きくて見やすいですもんね。だから、日本経済新聞が有料の電子新聞を年内にスタートするようですが、iPadで読めるようにして、iPad本体を年間購読プレゼントにセットしちゃうっていうのは、それこそアリだと思います。
現に今、DSiやPSP、Wiiなどが、ネット接続の契約特典の無料プレゼントとして使われている例がたくさんあります。

 画面が大きい上にパソコンがなくても直感的に操作でき、しかも価格は4万円台からという点で、これまでのPCや携帯とはまったく違う市場に、バッと広がる可能性があると思います。

今夏の選挙でネット解禁か

 ネットに関してもおもしろいことになってきています。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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