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曙ブレーキ工業(7238) ブレーキ事業譲受により唯一赤字見通しの北米事業新築を図る

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2010/02/16 15:00

<株価の本格回復には主要北米の回復が待たれる>
(1)10/3期着地見通しは再度上方修正され期末配当予想も未定から5円となった、(2)国内工場再編やコスト削減により損益分岐点が大きく低下、(3)公募増資と利益改善により自己資本比率も上昇(09年9月末18.5%→12月末25.3%)、など足元で収益・体質改善が進むため株価の下値は固いだろう。なお、株価本格回復には唯一今期赤字見込みの主要北米回復が待たれ、独ロバート・ボッシュ(以下ボッシュ)からの事業譲受で再構築を図るがその動向が注目される。
<アジア堅調、国内減産緩和で業績は急速に回復>
10/3期は2Q(7-9月)で黒字転換、3Q(10-12月)は前年同期比15%減収ながら売上高営業利益率は7.2%に達した。業績急回復はコスト削減が進んだ局面でアジア四輪、二輪向け需要や国内生産が戻ったことによる。中間時の修正計画再修正により通期営業利益予想は従来を10億円上回る。
<ブレーキ事業譲受により北米事業の新築を図る>
ボッシュからの北米ブレーキ事業譲受手続きが昨年末完了。同事業の09年の売上規模は約5億ドル、ビッグ3向けが約9割。足元赤字だが同事業譲受で前期の約7割まで落ち込む北米売上は8〜9億ドルへの増加を将来見込む。2工場を引き継ぎ操業改善とシナジー創出で北米の新築を図る。なお、11/3期TIW業績見通しには現段階では収益影響詳細未公表につき同譲受の影響は未反映とした。国内自動車生産縮小、北米自動車市場低迷、原材料高、円高、などがリスク要因。(高田 悟)

【提供:TIW

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