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鹿島(1812) 海外大型工事の損失リスクは大手4社の中で最も大きい

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2010/02/17 15:00

<海外の損失懸念については引続き予断を許さない>
多額の損失が懸念される「ドバイ・メトロプロジェクト」、「アルジェリア東西高速道路」の両方に絡むのは大手4社の中で同社のみ。現在、設計変更、追加工事に伴う請負金の増額を発注者と協議中。交渉の決着時期はみえず、損失見込み額を定量的に予想するのも困難。昨年12月末の自己資本は2,633億円、うち利益剰余金は1,090億円。自己資本毀損の許容度が高いとはいえず、引続き新規投資には慎重に臨みたい。
<10/3期に中東の大型工事の損失を認識する可能性がある>
10/3期3Q累計(4-12月)の経常利益は372億円(前年同期比3.1倍)。3Q(10-12月)にシンガポールの開発物件の売却益を中心に持分法投資利益を145億円計上し、通期の経常利益予想を既に52億円上回った。しかし、4Q(1-3月)に海外子会社で評価損計上の可能性があることなどから通期会社業績予想は据置き。上記の中東の大型土木工事に関して、10/3期に損失を認識する可能性があることを示唆している。多額の損失が発生した場合には、保有不動産の売却などで対応するとみられる(堀部 吉胤)

【提供:TIW

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