MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

生化学工業(4548) 新製品「Gel-200」が不承認となり先づまり感

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2010/02/17 15:00

<主力製品への需要は持続するものの新製品に乏しい>
関節機能改善剤などヒアルロン酸を医薬原体とする製品が主力製品。高齢化を背景に売上は伸びているが、利益は伸び悩んでいる。米FDA(米国食品医薬品局)へ申請中であった「Gel-200」が現時点では不承認となった。ヒアルロン酸製剤への需要は内外で持続すると予想されるものの新製品に乏しいためやや先づまり感がある。株価はこの様な状況を映し横ばいを脱し得ないと予想する。
<10/3期3Q累計は営業増益へ転換>
10/3期3Q累計(4-12月)は前年同期比5.4%増収、5.6%営業増益となった。2Q累計(4-9月)は4.6%増収、5.6%営業減益であったが、3Q(10-12月)は増収に伴う販管費増が小幅であったため営業利益率が改善し、営業増益に転じた。主力の関節機能改善剤と眼科手術補助剤が堅調を持続している。10/3期通期会社予想は小幅な営業減益としているが最終的には会社予想をかなり上回る利益水準で着地すると予想する。
<PBR1倍あたりが妥当な水準か>
株価は当分横ばいと予想する理由は、(1)業績面で売上は内外で伸びる余地があるが利益は研究開発費や償却負担が大きく、伸び悩む公算が強い。(2)同業の中では高い営業利益率を維持しており財務体質は強い。(3)ROEが6%台と適度な水準にあるためPBRが1倍を大きく割込むことは考え難い。(森田 青平)

【提供:TIW

【関連記事】
昭和電工(4004) 会社側10/12期業績予想は保守的だろう
日揮(1963) 受注環境が好転してきた
鹿島(1812) 海外大型工事の損失リスクは大手4社の中で最も大きい
三井不動産(8801) オリエンタルランド株式の売却益によりB/Sのリストラを図るとみられる

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5