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椿本チエイン(6371) 自動車部品回復は鮮明だが他事業回復が遅れる

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2010/02/18 18:00

<自動車部品以外の回復の遅れが株価の重石となろう>
10/3期利益計画は中間時から再修正され営業利益見込みは従来を17億円上回る。ただし、上方修正は売上比重3割強の自動車部品数量増に負う部分が大きくパワトラ部門の他事業回復の遅れとマテハン部門の低迷が目立つ。利益予想増額となる中、清算価値レベルの株価の下値は固いと見るが自動車部品以外の回復の遅れが株価の重石となるだろう。
<受注は上向くがチェーン、精機の回復感は乏しい>
10/3期3Q累計(4-12月)は前年同期比31%減収、同81%営業減益となったが3Q(10-12月)は同14%減収、同14%営業増益で着地。3Qの業績回復加速は自動車部品事業が同社想定以上になったことが主な背景。3Q累計営業利益は非公表の同社計画を7億円程度上回った模様。一方、3Q受注はパワトラ部門は3事業全てで前四半期を上回ったが、自動車部品を除く2事業は同社受注の牽引役となる業種が設備投資抑制傾向の中、見当たらず回復感に乏しい。またマテハン部門は自動車業界向け設備需要低迷等で厳しい様子。こうした状況を踏まえパワトラ部門の自動車部品売上予想を増やす一方、チェーン、精機を落としマテハン部門を下方修正することで今般、売上計画は従来予想が据え置かれた。11/3期は引き続き自動車部品牽引により今期下期(10-3月)見込み並みの業績を予想。中期的には韓国子会社設立による現代自動車向けビジネス拡大が期待される。自動車減産、設備投資低迷の長期化、原材料価格上昇、などがリスク要因。(高田 悟)

【提供:TIW

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