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島津製作所(7701) 今期は業績未達懸念を払拭できないが、来期大幅増益のTIW見方は変わらず

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2010/02/18 18:00

<計測機器の回復力は鈍く、通期未達リスク高まる>
10/3期3Q累計(4-12月)業績は、売上高1,585億円(前年同期比20%減)、営業利益30億円(同79%減)。3Q(10-12月)のみ見ても前年同期比13%減収、61%営業減益で、主力の計測機器を中心に回復力は鈍い印象。通期計画達成には4Q(1-3月)で売上高815億円弱(同9%増)、営業利益60億円弱(同20%増)が必要で、業績未達リスクは一段と高まったと考える。現在の株価は指標面からの割安感は見られない。しかし、中国関連需要が下支えするとみられる他、環境・安全志向の世界的な高まりの中、同社は計測機器の中期成長の恩恵を享受できるとの従来見方に変化はない。
<産業機器は一部製品で回復が鮮明に>
計測機器の海外10-12月期売上高(4Qに計上、現地通貨/前年同期比)は北米5%減、欧州4%減で共に改善基調の他、中国は9%増と堅調を維持。国内も凍結された案件が動き始め、徐々に業種に広がりも見えつつある模様だがまだ水準自体は低い。補正予算関連需要も執行金額や時期等に不透明感があり過大な期待は禁物だ。来期は計測機器が増収増益に転じるとみられる他、今期落込んだ産業機器が半導体向けターボ分子ポンプの回復などを背景に収益力を取り戻し、全社でも大幅増益は可能とみる。リスク要因は、国内外の設備投資抑制、医療制度改革等に伴う事業環境の激変、原材料・素材価格の高騰、製品価格低下の加速、為替など。(服部 隆生)

【提供:TIW

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