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大日本住友製薬(4506) セプラコール社連結に伴い会計上の利益は大幅減を見込む

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2010/02/19 15:00

<統合失調症治療剤ルラシドンをFDA申請>
統合失調症治療剤ルラシドンを特許満了で減収著しい高血圧症治療剤アムロジンの後継品として開発を急いでいる。北米は09年12月にFDA(米国食品医薬品局)へ申請済みである。ルラシドンの販路確保を兼ねて米セプラコール社を約2,500億円投入して買収した。セプラコール社連結に伴い特許権やのれんの償却が大きくなるため、会計上の利益は今後3〜4年大幅に落込む見込みである。市場は会計上の利益を重視する傾向があるため株価の基調は弱いと予想する。
<10/3期3Q累計の国内医薬品は減収>
10/3期3Q累計(4-12月)は前年同期比0.9%増収、16.1%営業増益となった。国内医薬品はアムロジンの落込みが影響し減収となった。海外医薬品と診断薬等のその他事業は増収を確保した。営業利益は販管費を研究開発費中心に圧縮したため2桁増となった。10/3通期見通しはセプラコール社の4Q(09年10-12月)を連結するため売上高は従来予想を上回るが営業利益は諸償却により若干減少する見込みである。
<大幅減益が予想される11/3期と12/3期への反応に注目>
市場は決算短信等で公表される業績を重視する傾向があるため大幅減益が予想される11/3期および12/3期業績予想に対して冷淡な反応する可能性がある。会社は安定配当を約束しているが現配当(18円)が厳しくなる恐れもある。(森田 青平)

【提供:TIW

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