馴染みがあるので怖くない CFD初心者は「日経平均株価」を取引しよう
日経平均株価を対象としたCFDは初心者向きの銘柄です。日経平均株価は馴染みがあって情報を集めやすいので、これからCFDを始めるという人に合っています。(バックナンバーはこちら)

CFDでは「日経平均株価」を取
ニュースや新聞でよく目にする「日経平均株価」。これは、株式市場で取引されている銘柄の中からピックアップされた株価指数銘柄225銘柄を抽出し、その平均株価を示したものです。
日経平均株価はCFDの世界では別名「日経225CFD」とも呼ばれ、CFDでは日経平均の動きに対し、トレードを行うことができます。これからCFDを始めようという人は、まずは馴染みのある日経平均株価を対象とした「日経225CFD」から始めてみてはいかがでしょうか。どのように取引するのか具体例を挙げて解説していきたいと思います。
投資資金10万円で日経平均株価が10000円の時に日経225CFDを100単位買うとします。この時のレバレッジは10倍です。その後、日経平均株価が10100円に上昇すると「100円(上昇分)×100単位=1万円」の利益が出ます。
ちなみに1000円上昇すると10万円の利益ですが、反対に動けば資金はゼロになってしまいます。ドル/円のレートが100円から110円になるには何ヶ月もかかりますが、日経平均株価が1ヶ月の間で1000円動くことは珍しいことではありません。為替と比べると日経平均株価は変動率が高いので、FXの感覚で売買しているとあっという間に強制決済ということになりかねません。レバレッジをかけて短期売買をするなら損切りが前提となります。
投資資金10万円で「1万円の利益」が狙える
実際は日経平均株価で利幅を1000円取ろうとするのは短期売買では難しいので、目標利幅は200円から500円あたりにすると取引しやすいです。3日程度で取引を完了させるなら、目標利幅は200円でレバレッジは3~5倍くらいがちょうどいいと思います。例えば、投資資金10万円で日経平均株価が10000円の時に日経225CFDを50単位買うとします。この時のレバレッジは5倍です。日経平均株価が200円上昇すると200円×50単位=1万円の利益が出ます。
200円の利幅なら、大きなニュースが発表された時や株価チャートが下値支持線や上値抵抗線に近づいた時などを狙っていけば、初めて短気売買をするという人でも挑戦しやすいです。日経平均株価はアメリカの市場に連動する傾向があるので、夜にアメリカ市場の様子を見て上がりそうだと思えばCFDで日経平均を買うというのも1つの方法です。
また、日経225CFDはデイトレードよりも数日間にわたって取引をするほうが利益を出しやすいと考えています。CFD自体はレバレッジを自由に設定できるのでデイトレードに向いているのですが、日経225CFDのスプレッドは15円程度なのでデイトレードで30円の利幅を取っても半分がコストとして消えてしまいますし、ちょっと動いただけで損切りをしなければいけなくなります。それなら、取引期間を少し長めにして利幅を大きくしたほうが売買しやすいというわけです。
次に日経225CFDについてもう少しつっこんだ内容を見ていきましょう。(次ページへ続く)
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