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編集部がCFDのトレードコンテストに参戦
はたして目標の上位10位に入れるのか(原油編)

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2010/03/19 16:00

 コンテストの期間が1ヵ月ということもあって「小野」はFXでの短期トレードと同様の手法で臨むことにした。その手法はファンダメンタルよりもテクニカルを重視し、一定のレンジで売買を繰り返すというもの。日本株式やドル円は昨年末から方向感のない保ち合い相場が続いている。日経平均は1万円前後、ドル円なら90円前後でウロウロしている。長期投資だとこういった相場では勝てないが、短期投資なら売買を繰り返すことで利益確定を繰り返すことができる。

 WTI原油の場合は、この1年間なだらかな上昇傾向にある。世界経済は金融危機から抜け出そうとしている段階でやや調整しており、言ってみればここ数ヶ月では大きな回復の期待もない代わりに、急降下の心配も限定されている。

 そのため原油も一定のレンジ内で動くことが予想できた。この半年間、原油は80ドル付近に壁があり、上下動を繰り返している。トレードした3月3日時点では、図のように80ドルに差し掛かっているところでトレンドの転換が期待できた。そこで79.86ドルの「売り」で参戦した。76ドル台まで下がってきた時に決済できるよう、76.86ドルで予約も同時に入れた。

 しかし「小野」の予想に反して、WTI原油は一瞬調整したように見えたものの、その後上昇トレンドに戻っていった。ここで損切りし、「買い」で入りなおして上昇トレンドに乗っていくべきだったが、手元の軍資金が少なく証拠金は50,000円程度。損切りせず下降トレンドに入るのを待つことにした。ロスカットは84円あたりまで執行されない余裕があっため、そう判断したのだ。

 しかし結果的にはこの判断が裏目に出た。トレンドの切り替わりに想定以上の時間がかかり、コンテストが終了した後の3月15日から。それまでは上昇トレンドが続き、3割近い含み損を計上し、351位に終わった。

「プレオープン戦とあって、コンテストの期間が短かった。もう少し時間があればトレンドが切り替わり収益が出たと思うのですが・・・」(小野)と敗戦の弁を述べたが、投資に「~たら」「~れば」はない。常に想定外のことが起こりうるのが投資の世界の現実でもある。

「原油取引、けっこう面白い」

 しかしWTI原油に興味持った「小野」。今後はデイトレードに挑戦したいという。「原油は1日の動きがはっきりしている。日本時間の昼間はほとんど動かない。米国の投資家が起きる日本時間20時くらいから相場が動き出す。1日単位でのトレンドも比較的はっきりしているので、21時くらいまでに相場の流れを読んで、トレードし、1~2時くらいに手仕舞いする方法を試してみたい」と抱負を語っている。

「原油編」はここまで。こちらにゴールド(金)に挑戦した2人の結果もあるのでぜひ参考にしてほしい。4人の最終結果もこちらでまとめている。

 また今回編集部が参戦したのは、コンテストの「オープン戦」。本戦は3月22日から開幕するので、興味のある人はぜひ参加してみよう。上位進出で豪華賞品ももらえる予定だ。



 
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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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