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CFD取引に「向いている人」「向いていない人」とは

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2010/04/02 09:00

CFDに向いているのは、投資に対して好奇心のある人や短期売買が得意な人です。反対に、向いていないのは、損切りができない人や一攫千金を狙う人です。(バックナンバーはこちら)

CFDに向いていない人

 幅広い銘柄を取引できることで注目を集めているCFDですが、CFDの特徴を考えると人によって合う・合わないがあるようです。それでは、CFDに向いていない人はどんな人でしょうか。

1. FXはスワップ派

 FXでスワップポイントを重視した取引方法は、何もしなくても毎日お金が貯まっていく魅力があります。程よいレバレッジでリスク管理ができていれば、強制ロスカットにならないので損することがありません。長期的にのんびりと運用したい人に人気があります。

 しかし、CFDではこのような取引は基本的に成り立ちません。CFDについて調べたことのある人なら、「オーバーナイト金利」という言葉を聞いたことがあると思います。CFDは買いから入るとオーバーナイト金利を支払い、売りから入ると金利を受け取ります。

「それなら売りから入ればいいのでは?」と思うかもしれませんが、売りから入る時のオーバーナイト金利の計算式は「政策金利-3%」となるので、例えば政策金利が5%なら「5%-3%=2%」の金利を受け取ります(計算式はCFD会社によって異なります)。そのため、FXのようにまるまる金利を得ることはできないのです。

2. 損切りができない

 CFDはレバレッジをかけることができるのが強みです。もちろん、レバレッジを1倍以下にしてローリスクな投資をすることもできます。

 ただ、リスクの低い取引をする場合でも、買いから入るとオーバーナイト金利が発生するため、塩漬けすれば金利を支払い続ける必要があります。このように金利の負担を考慮すると損切りは必須であると分かります。「値が元に戻るまで放っておこう」というわけにはいかないのです。どうしても損切りしたくないなら、現物株やETFを売買したほうがいいでしょう。

 また、レバレッジをかけるなら損切りができないとあっという間に資金がなくなります。損切りするのをためらっていると、どんどん損失が拡大して強制ロスカットされる可能性が高いからです。

 損切りは自分の失敗を認めることになるので精神的にも辛いですが、身に付ければ強力な武器になります。もし損切りが苦手なら、少額で売買して損切りに慣れることから始めましょう。初めのうちは抵抗があると思いますが、何度か損切りをすると次第に恐怖心が薄れてきます。

3. 一攫千金を狙っている

 CFDで大きな利益を出すことは可能ですが、そのためにはリスク管理をしたり相場の研究をしたりするなど、投資の勉強をすることが必要です。ニュースや新聞を読んで幅広い知識を取り入れるのも役立ちます。「楽して儲かる」というイメージでCFDを始め、ギャンブル思考で高レバレッジの取引をすれば、1日も持たずに一瞬で資金を失います。

 投資経験のない人に株の話をすると、明日にも資金が2倍、3倍になると思っている人が多くて驚かされますが、実際はそれほどではありません。一攫千金を狙ってレバレッジをギリギリまでかけて取引をする人は、CFDには手を出さないほうがいいかもしれません。マージンコールがかかって途中でやめられなくなれば、資金がいくらあっても足りないでしょう。

 それでは、次にCFDに向いているのはどんな人か見ていきましょう。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 内藤 美穂(ナイトウ ミホ)

    1984年生まれ。株式会社ガジェットウェア代表取締役兼CEO。大学在学中にガジェットウェアを設立。日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」キャリアクリエイト部門10位受賞。外資系投資銀行やベンチャーキャピタルとのパイプを持つ。学生時代より投資家としてTV、新聞、雑誌など各メディアに取り上げられる。18歳の頃にeワラント取引を始めたのをきっかけに、日本株、中国株、FXなどを取引する。現在、投資関連事業の一環として「ドバイ株ドットコム」でドバイ株口座開設サービスを提供している。
    Miho Naito CEO blog」でブログを更新中。

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