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激安ジーンズ戦争の次の舞台は「高機能Tシャツ」
イオンとユニクロが高性能・低価格のトップスを発表

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2010/04/03 14:30

先月末、イオンとユニクロ各社から高機能・低価格の衣料品が発表され、話題を集めている。昨年は低価格ジーンズが巷の注目を集めたが、今年の夏は高性能衣料で両社は勝負する。

 昨年、ユニクロを展開するファーストリテイリングのブランド「g.u.」から990円ジーンズが登場し、話題を呼んだのは記憶に新しい。同じく低価格衣料に強いイオングループも昨年、880円パンツを発表しグループで150万本を販売し、他社を含めた「激安ジーンズ戦争」が勃発した。

 イオンの880円パンツは3月25日より新作のカラーパンツが発売され、いまだ好評を博しているが、先月には夏に向けてイオンとユニクロが高性能のトップスを発表している。今夏はどうやら高機能・低価格衣料を舞台に激しい競争が起こりそうだ。

 イオンは、先月にプライベートブランド「トップバリュ」から機能性衣料「焼かないTシャツ」シリーズなどを発売開始した。「焼かないTシャツ」シリーズとは紫外線を遮へいする加工を施した新たな機能性衣料。紫外線を88%~98%遮へいし、春夏の強い紫外線から肌を守るのだそう。価格は980円(レディス向けは480円から)、グループ全体で4月~8月にかけて130万枚の売り上げを目指す。

 一方、ユニクロは冬のヒートテックに続く夏の高機能インナーウエアとして「シルキードライ」と「サラファイン」を発表した「シルキードライ」は東レと共同開発した男性用インナー。「着心地ゼロ」という斬新なコピーがインパクトを放つ、着ているのを忘れるほどの触感。女性用の「サラファイン」は旭化成の繊維「キュプラ」と東レの異形断面ナイロンを複合したハイテク繊維を使用。汗や湿気を素早く吸収&拡散して常に快適な状態に保つ、まさに「エアコンインナー」だ。男性向け「シルキードライ」はボクサーパンツなども用意、女性向け「サラファイン」はキャミソールやレギンス、トレンカも発表されている。価格は990円~1500円。

 不況になるとデザイン性よりも機能面を重視した衣料が売れると言われているが、夏の戦略商品として、イオンとユニクロが満を持して発表したTシャツとインナーウエア。汗ばむ季節を快適に過ごすために消費者に支持されるのはどちらか。

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