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グーグル、債券トレーダーを募集
潤沢な資金を投資運用へ、将来的に金融業へ進出も

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2010/04/04 14:30

米グーグルが社内に眠っている膨大な資産を効率的に運用するため、新しく外国債券トレーダー職を募集していることが明らかになった。

 インターネット検索大手の米グーグルが、新しく外国債券トレーダー職を募集していることが先月明らかになった。同社サイトで告知されており、米紙ニューヨーク・タイムズなどが報道するなど同社の動向に注目が集まっている。

 グーグルは創業してから今年で12年と企業としてはまもないが、時価総額はトヨタを上回る規模にまで急成長を遂げ、世界的にも大企業の仲間入りを果たしている。しかも無借金経営で営業利益率は35%以上と、財務的にも超が付くほどの優良会社だ。

 これまでグーグルは投資家から集めた資金や、事業で得た売上は研究開発などに投入してきた。しかしそれでも使い切れず、現金に換金可能な資産は、1兆3000億円にまで膨れ上がっている。今回の募集は、社内に眠っている潤沢な資産を効率的に運用していくためのものと見られている。

 募集要項によれば、外国債、米国債や住宅ローン債券などを組み合わせて運用できるトレーダーを求めており、「5年以上の実務経験」や「企業投資と会計に精通していること」、さらには「ユーモアのセンスがあること」が応募資格となっている。

 米メディアによると、グーグルは、かつて創業者のセルゲイ・ブリン氏がヘッジファンド設立も考えたこともあったが、法的に困難が生じることからエリック・シュミットCEOが止めた過去があったようだ。しかし「金融」と「情報」はもともと関連性が高く、同社には世界中の金融データ、マーケット情報など運用に必要な情報を収集できる能力と施設が揃っているだけに、今後金融・投資サービスに本格的に進出してくる可能性も考えられる。

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