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ガラパゴス化は携帯だけじゃない
Facebookの国内普及、実名制がネックに

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2010/04/10 14:30

世界最大のSNSサイト・Facebookだが、日本ではまだまだミクシィやグリーに及ばない。会員数が伸び悩む理由の1つに、日本人特有の気質があった。

 国内ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の最大手・ミクシィは昨年8月にスタートさせた「サンシャイン牧場」などのアプリゲームが好調だ。ユーザー数・PV数ともに上昇、昨年末の時点で会員数は1800万人超に伸びている。また同じくSNSのグリーもゲーム人気から会員数が1500万人超えするなどミクシィに迫る勢いをみせている。

 だが、これは国内での話であって、海外で一番使われているSNSはアメリカ発のFacebookだ。Facebookの成長はめざましいものがあり、全世界のアクティブユーザーは今年に入り4億人を超え、昨月には米国内のアクセス数でグーグルを抜き、首位にたったと各メディアが報じ話題となった。Facebookは3月13日までの1週間で米国内の訪問者数が最も多いサイトとなっている(インターネット調査会社ヒットワイズ調べ)。

 Facebookの日本版は2008年から対応しているが、現在の国内会員数は他国と比べると比較的少ない90万人超にとどまっている。日本ではミクシィやグリーの方が断然知名度も高く、なじみが薄いのがFacebookの現状だ。どうやら携帯電話と同じガラパゴス化現象がSNSでも起っているようだ。

 Facebookはツイッターのようにつぶやいたり、日記を書けたりと他のSNSと大きな違いはないが、特徴をあげるとすれば実名性が高いことである。Facebook自体も実名制を推奨しており、実名はもとより、会社名や個人のメールアドレスを公開している人や顔写真を掲載している人も多い(ただし情報を公開する範囲は友達までなど選ぶことができる)。実名や詳しい情報を公開していた方が、友達から検索してもらいやすいこともメリットであるが、海外ではネット上で発言する際に、実名でないと説得力がないと考える人が非常に多いのも理由の1つだ。

 Facebookは実名制によって、他のSNSと差別化をはかることでここまで成長してきたが、ネット上では匿名制を好み、ミクシィやグリーに慣れ親しんだ日本人にとって、Facebookの推し進める実名制は少なからず抵抗があるのも事実だ。

 ただし最近ではツイッターなどを実名で利用している人も多く、徐々にネット上で実名への抵抗感が減ってきている。そのためかFacebookの加入者も緩やかとはいえ、日本でも増加している。

「iPhoneを買ったら、Facebookが使えたので、登録してみました」(51歳・男性)というように、iPhoneや今月発売されたソニーエリクソンの Xperiaなどのスマートフォンは、Facebookと紐づいていることが多い。タイムラインで書き込みを表示してくれ、使いやすい環境を作ってくれているため、スマートフォン所有者の増加に伴い、登録者数が増えている。

 スマートフォン、Xperiaを手に入れた記者も、ツイッターやミクシィ、メールや着信の履歴を時系列で見ることができる「タイムスケープ」という機能の中に、Facebookも連携していたため、気になって入会してしまった。日本では昨年、ツイッターがブレークしたが、今年はFacebookの人気に火が付く可能性もある。

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