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上海万博開催で株価が上がる銘柄を大胆予想
【日経新聞の読み方】第20回

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2010/04/19 14:00

まいど! 相場の福の神・藤本誠之です。4月の株式相場は、藤本の読みどおり、堅調な相場が続いていますね。多少、振らされることはありますが、5月相場も期待できそうです。(バックナンバーはこちら)

上海万博が開催

 この5月から動き出す案件の前哨戦として、少しずつおもしろい動きが出てきました。今回は、「5月から始まる」をキーワードに、上海万博をはじめ、気になるニュースをご紹介したいと思います。

 5月1日からの一大イベントといえば、中国の「上海万国博覧会」。10月31日までの半年間開催され、およそ7000万人の来客数が見込まれている、経済効果も大きいイベントです。

 日本の株式市場に影響がありそうなのは、やはりなんといっても日本館。繭のかたちをしていて、柱がないという構造が注目をひきますね。ソーラー活用の実験もされているし、いろいろとエコな取り組みもされているようです。ただ、設計やエコ関連は未上場の会社が手がけているものも多くて、わかりやすく「コレ!」という銘柄に結びつかないのが、難点です。

 となると、次に注目するのは、内容。つまり展示にからんで何か銘柄が出てこないかと探してみました。やはりそこは、日本館。展示技術にも日本企業の粋を極めようとしているわけで、気になるものがいろいろと見つかりました。

気になるのはやはり、日本のトップメーカー

 というわけで、注目銘柄の1つめは、【7751】キヤノン。
 日本館では、国宝クラスの文化財を展示するのですが、「本物を持って行くのは、いろいろとまずいことがあるだろう」というわけで、超精密なレプリカが作られ展示されますhttp://shanghai.expo-japan.jp/jp/exhibition/zone2/。その「文化財精密複製」を作るのに使われているのが、キヤノンの一眼レフカメラと大判プリンタなんですね。



 ほかにも、高さ6m、巾27mというものすごく巨大な「超臨場感フォト」や、世界初公開のコンセプトカメラ「ワンダーカメラ」なんていうものも、キヤノンの技術・製品です。

 もう1つの注目銘柄は、【6752】パナソニック。
 今、3Dディスプレイが話題ですが、今回の展示では、壁そのものをディスプレイにするプロジェクタ技術「ライフウォール」で3D映像を流すようです。これはおもしろそうだし見栄えもするので、万博関連のニュースで頻繁に取り上げられそうです。

 愛知万博の時にも、紹介された展示物で企業に注目が集まりましたが、同じようなパターンはあるかなと思います。オリンピックやワールドカップと違って万博は、何しろ半年続きますし、特にキヤノン、パナソニックはともに、業績もいい感じで推移していますから、長い目で見ても注目。万博前からチェックしておいて、上がる前に買っておいてもいいんちゃうかなと思います。

万博でトイレが好景気に

 また、日本産業館の方に目を転じると、ちょっと意外な注目銘柄が見つかりました。
 というのも、総合プロデューサーの堺屋太一氏がいろいろなところで、「見所は世界一きれいなトイレ」と発言しているからなんですね。

 日経新聞の記事でも、テレビ出演でも、注目は「トイレ」と言っていました。今後、万博関連のニュースが出るとき、誰かに話を聞くとなると、やっぱり堺屋さんが出てくるやろ、と思います。となると、キャッチーな印象が強く、マスコミが取り上げやすいトイレの話は繰り返し出てきそう。堺屋さんはずっと「トイレ」「トイレ」と言い続けることになるんちゃうかな、と藤本は予想しています。

 となると、もう注目銘柄はわかりますよね。


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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