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なぜほとんどの投資家が「売り」を嫌い「買い」を好むのか

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Heyward[著]
2010/04/26 10:00

とかく対立しやすい「買い方」と「売り方」ですが、なぜそのような対立が生まれやすいのでしょうか。相場における「買い」と「売り」に対し、一般的な投資家の抱く印象を、今回は御一緒に考えてみましょう。(バックナンバーはこちら)

一般的な投資家が、「買い」と「売り」に抱く印象

 単純に言ってしまえば、相場では上昇局面か下落局面かの2つです。BOX相場で動かないという局面もありますが、それでもBOX内での上昇と下落はあります。
投資家には休む(見送る・見極める)という選択肢もありますが、手掛ける際には、基本的には「買い」と「売り」の2つの選択肢となります。

 この上昇局面と下落局面の両面に対応するためには、買いだけで相場に臨むよりも、買いと売りの両面から相場に臨んだ方が、収益機会を見いだしやすいことは明らかです。

 故に、買いからでも売りからでも入れる、入りやすいという点が、日経225先物取引の魅力の1つとなっています(株式取引でも、信用取引で売りから入る「空売り」は可能ですが、信用空売りの場合、コストや規制等の仕組みがやや複雑で、投資初心者の方にはハードルが高いようです)。

 少々乱暴な言い方をすれば、買いだけで相場に挑むよりも、買いと売りの両面から相場に臨んだ方が、収益機会が2倍になるわけです(その分、損失機会も2倍になりますが)。

 誤解の無いように言っておくと、買いだけで相場に臨むことで収益機会を逸していると言うつもりはありません。ましてや、買いと売りを駆使して、相場で大きく儲けましょうと言うつもりもありません。

 今回はただ、一般的な投資家が、基本的な投資行動である「買い」と「売り」に抱く印象を御一緒に考えてみましょうということです。それを考えることは、他の投資家のマインドと投資行動、相場の需給や先行きを推測する一助となるのではないかと思います。

なぜ多くの投資家は買いを好むのか?

 多くの投資家の方が、特に個人投資家が、買いから入ることを好んでいるように見受けられます。なぜなのでしょうか。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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