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日立金属(5486) 磁性材料への過大な期待に注意

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2010/04/30 15:00

<割安感はない>
業績は回復基調にあるが依然利益水準は低い。また、「スマートグリッド」関連への期待が大きいものの、10/3期の実績PBR1.78倍、11/3期のTIW予想PER24.6倍に割安感がない。
<新中計を発表>
10/3期の営業利益は133億円(前期比11%減)となった。 13/3期を最終年度とする新中期経営計画を発表した。「質」の経営を目指し、持続的に成長するグローバル企業を目指すとして、営業利益計画を11/3期330億円→12/3期500億円→13/3期650億円と計画。なお、最終年度で過去最高益を5期振りに更新させる計画となっている。対面業界の変動に同社の収益が左右されてきただけに、事業ポートフォリオの見直しを確実にできるかがポイント。トップクラスのシェアを握る製品でも利益率の低い事業をどのようにするのか、その対策に注目したい。
<磁性材料への過大な期待に注意>
HEV(ハイブリッド電気自動車)や省エネ家電に欠かせない希土類磁石の需要拡大が期待されている。しかし、足元で原料の希土類価格が再び上昇基調に転じている。原料不足が再燃する可能性が高まっている。加えて、希土類を使わないモータ開発の研究が進んできたこともリスク要因。また、変圧器で注目されるアモルファスであるが、依然販売価格は電磁鋼板に比べ割高。国内の電磁鋼板メーカーが手薄な市場で拡大するも、実用ベースで国内市場に食い込めるのか疑問が残る。(溝上 泰吏)
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【提供:TIW

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