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東芝(6502) 半導体が今期損益を引続き押し上げる見込み。株価に割安感

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2010/05/13 15:00

<今期半導体で1,000億円近い増益は可能とみる>
10/3期業績は、売上6兆3,815億円(前の期比4%減)、営業利益1,171億円(前の期は2,501億円の赤字)。主要4部門が全て減収となる中で、当初想定を上回る4,300億円の固定費削減を実行し、営業損益は全部門が改善。特に半導体事業は2,800億円強改善して23億円の黒字に浮上。会社側の11/3期営業利益は前期比2.1倍の2,500億円。今期も半導体が1,000億円近く改善する計画であるが、システムLSIは4Q(1-3月)で順調に採算改善が進み今期通期で黒字化できる確度は高まったとみられ、NANDフラッシュの現状水準を維持できれば十分達成可能と考える。現在の株価は、来期TIW予想PERが13倍台で割安感がある。
<説明会では期待の持てる話題も示された>
5月11日開催された経営方針説明会では、電気自動車向け同社リチウムイオン電池の採用内定やNANDフラッシュで20nm(ナノメートル)台の微細化による量産開始予定(今夏より。32nmの微細化技術を踏襲できるので急速立上げが可能)など期待の持てる内容が示された。今期半導体の設備投資額は1,600億円。08/3期や09/3期は2,000〜4,000億円前後あったことを踏まえれば抑制されており、市場の需給バランスにはポジティブ。今期のNANDフラッシュ価格は従来想定以上に底堅く推移する可能性が高い。
リスク要因は半導体の需給悪化、原子力事業に関するリスク、製品売価下落、財務リスク、為替など。(服部 隆生)
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【提供:TIW

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