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「野生生物の鳴き声で種類を判別」 iPad普及を見据え大企業もスマートフォンアプリに続々参入

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2010/05/22 10:30

鹿島、旭化成など4社がiPhone用アプリ「ききみみずきん」を開発。野生生物の鳴き声を聞き分け、名前などを判別するという。

 鹿島、旭化成、インターリスク総研、JTBコミュニケーションズ4社はiPhone用のアプリケーションを開発した。その名も「ききみみずきん」。

 ハイキングや山登りに出かけて野生生物を見かけたときに、「この鳥・動物の名前は何だっけ?」と思うことはないだろうか。そんな時にお役立ちなアプリで、野鳥などの野生動物の鳴き声をiPhoneにきかせれば、名前を判別し、データと共にしらせてくれるという。何の曲かわからないときなどに一定時間曲を聴かせれば、タイトル名、歌手名といったデータを知らせてくれる人気アプリ「Shazam」の野生生物バージョンといったところだろうか。

 GPS機能を使用し、野生生物の特定結果と位置情報を記録することができる。またその記録は専用サイトへアップロードが可能になり、オリジナルの図鑑として楽しむことができる予定だという。9月末より「Apple Store」で販売開始だが、価格はまだ未定とのこと。

 このシステムは従来からある「AIWIT(野生生物情報コミュニケーションツール)」を使用しているが、今までは「AIWIT」が搭載されたPNDにマイクをつないで持ち歩く代物で、コストや重量の問題もあった。それがiPhoneひとつで可能になるのだから、気軽に利用出来るだろう。

 バードウォッチングやハイキングの際に、iPhoneを取り出して検索、という光景が近々見られそうだ。同社は小学校などの教育の一環としても活かしてもらいたい考えだと発表している。

 このように、大手企業もiPhoneのアプリ開発に力を入れだしている背景には、もちろんスマートフォンの人気の高まりが挙げられる。やはりこれからのモバイル環境がiPhoneなどのスマートフォン、そしてiPadなどに一気に流れていくという読みからに他ならない。これは一過性のブームではないことは素人の目から見ても明らかではないだろうか。上記のようなアプリ販売で売上を伸ばすやり方だけでなく、各種イベントにアプリを使うなど、デジタル媒体を通じてのブランドイメージの構築も見逃せない。

 また、WEBサイトも従来通りのものだと、スマートフォンでは横にスクロールしなければ見られないサイトが多く、対応したサイトは少ないが、今後はスマートフォンやiPadで見やすいサイト作りのことも気にかけなければならない。

 企業は柔軟性を持って、この変革期にどのように対応していくかが重要になってくるだろう。

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