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アサヒビール(2502) 1Qは、ビール系飲料の数量減を販促費のコントロールでカバー

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2010/05/28 15:00

<1Qの営業損益は改善。販促費のコントロールが寄与>
10/12期1Q(1-3月)は、国内のビール系飲料(ビール、発泡酒、新ジャンル)、清涼飲料とも販売数量は計画を下回るペースとなったが、営業損益は前年同期の▲49億円から▲24億円に改善した。国内酒類事業の販促費が大幅に減少したことが利益改善の主因で、2Q(4-6月)以降の利益は必ずしも楽観できない。4月までの飲料の販売数量は同社計画を大きく下回っており、需要期の夏場に相当盛り返さないと、10/12期業績は計画を下回る可能性がある。ただ、青島ビールとの提携による中国ビール事業の収益性改善を優先課題として取り組み、懸案の国際事業に利益改善が見られることは評価できよう。国内酒類事業の収益構造改革に取り組み、中期的に戦略投資によるグローバル化、グループ経営力の強化を推進していること等を評価すると、10/12期のTIWの予想PER14.1倍に割高感はないと考える。
<4月の販売数量動向>
4月のビール系飲料と清涼飲料の販売数量が発表されているが、天候不順等が影響して、ビール系飲料は前年同月比5.1%減、清涼飲料が同5%減と同社の年間計画ベース(ビール系飲料は0.5%減、清涼飲料は3.6%増)を依然下回って推移している。しかし4月は、極端な天候不順が影響したと捉えており、新ジャンルの新製品拡大を含め、夏場に向けて積極的に販促費を増やす計画。(佐藤 謙三)
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【提供:TIW

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