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新政権誕生で浮上した相場のキーワードとは
【日経新聞の読み方】第22回

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2010/06/14 16:00

まいど! 相場の福の神・藤本誠之です。鳩山総理の辞任で始まった6月。今回は、6月の「変わります」をテーマにニュースを先読みします。(バックナンバーはこちら)

菅さんに「変わります」

 連休明けから不穏な空気が漂っていましたが、ついに6月に入って、鳩山さんが辞職。菅さんが新総理に就任し、支持率も持ち直したところで「菅さん銘柄」を探してみたんですが、わかりやすくそのものズバリというのは、なかなかないんですね。

 で、私・藤本は、菅直人政権が目指しているところに注目してみたんですが、出てきたキーワードは「アジアの成長」なんです。

 今年になってこの連載でも何度か触れているように、アジアの成長=中国の成長。ということは、中国の成長とともに日本に流れ込んでくる中国マネーの恩恵を受ける銘柄がよさそうなんちゃうかな、と考えられるわけです。

 折しも中国は「所得倍増計画」という既視感のある計画を打ち出したようだと、6月9日の日本経済新聞朝刊1面に出ていました。直近で、ホンダの中国工場がストでストップしたり、iPhoneの工場で自殺者が急増したりと、中国国内の所得格差があぶり出されたような話題が新聞をにぎわせています。

 高度成長期の日本がそうであったように(「所得倍増」は池田勇人内閣のキャッチフレーズでした)、中国政府はこれから「所得倍増計画」で、庶民に夢を見させようとしてるんちゃうか、というのが私・藤本の読みです。

 所得が倍増すれば(インフレも進むんでしょうが)、使うお金も増えます。この「世界の胃袋」を迎える日本の玄関口は「どこなんやろ?」というのが、ポイントです。

羽田空港が「変わります」

 玄関口といえば、もちろん空港。前原国交大臣も発言したように、注目は「羽田空港ハブ化」です。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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