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7月の相場で注意するのは「公募増資銘柄」
【日経新聞の読み方】第23回

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2010/06/30 09:00

まいど! 相場の福の神・藤本誠之です。7月の相場では、これまでの公募増資の流れも変わるので注意が必要です。(バックナンバーはこちら)

6月は公募増資が時期的に多い月

 4月に【8750】第一生命保険の新規上場、5月に【8411】みずほフィナンシャルグループの公募増資と、大型銘柄のネタが続きました。またこれまでに公募増資の話は何度かしていますが、メガバンクなど時価総額がかなり大きめの銘柄がテーマでした。

 が、6~7月はその流れが一段落して中型銘柄の公募増資が増えてくるタイミングに変わってきます。この流れを見据えて、相場の福の神と呼ばれる私・藤本は
「公募増資を発表して急落した銘柄は狙い目。戻ってくればおもしろいことになるんちゃうか」
と考えています。

 というのも、公募増資をする銘柄というのは、そこそこ、いい状態の会社なんですね。6月に公募増資を発表している主な銘柄には、【6473】ジェイテクト(車部品)、【3097】物語コーポレーション、【4680】ラウンドワン、【8876】リロ・ホールディング(福利厚生の代行業)、【3402】東レなどがあるのですが、みんな伸びていっている銘柄で、「設備投資のため」という増資理由が多いんです。

 ということは、公募増資で一度は爆落しても本来の力があるから元に戻してくるだろうと予想できます。それに、1回公募増資をすると、その先少なくとも1年は、再び公募増資することは、あまりありません。つまり爆落を戻したのに再度の公募増資ですぐにまた爆落、なんていう心配もないわけです。

公募増資を買うタイミング

 だいたい、主幹事会社だってリスクは負いたくないので、公募できる銘柄はある程度限られています。つまり、ちゃんとセレクトされた銘柄しか公募増資できていない。だから、一度は公募価格割れまで下がっても、リバウンドして、公募価格より上がる可能性は高そうです。

 最近の公募銘柄にしても、たいていは、公募を買っても後で売って儲かる値段になるし、それからさらに上がってきています。ただ、上がってくるまでにだいたい3ヶ月ほど見ておきたいので、3ヶ月をメドに投資すると、たいていイイ感じになるんちゃうかな、と私は考えています。

 それで、この公募増資銘柄で儲けるチャンスですが、実は3回あります。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

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