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W杯日本戦のテレビ放映、同じCMばかりだったのはなぜ?

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2010/07/03 14:30

各局で高視聴率をたたき出したW杯の日本戦。CMの宣伝効果も抜群だったはず。気になるスポンサー料はいくらぐらいだったのだろうか。

 2010年ワールドカップ南アフリカ大会では史上初のベスト8進出こそ果たせなかったものの、下馬評を覆し見事決勝トーナメントに駒を進め、日本中を大いに歓喜させてくれた岡田ジャパン。テレビ朝日系で生中継されたオランダ戦の平均視聴率は43.0%(関東地区)、日本テレビ系のデンマーク戦は朝方にも関わらず午前5時からの平均が40.9%(関東地区)。TBS系のパラグアイ戦は57.3%(関東地区、延長前半13分まで)でTBS史上最高の視聴率をたたき出すなど各局を沸かせる結果となった。

 視聴率40%超えともなればCMの宣伝効果は抜群だったはずだが、グループリーグのオランダ戦・デンマーク戦、決勝トーナメントのパラグアイ戦では、三井住友海上の「巨大なゴールキーパー」のCMや自民党など同じ企業のCMばかりが流れていた。しかし放送された局は異なるのに、スポンサーがほとんど同じなのはなぜなのだろうか。

 「ワールドカップの場合は、通常の局ごとでの売り方ではなく、民放連全体でCMのパッケージ売りをしています。パッケージなのでスポンサー料は巨額です」と話すのは某テレビ局関係者。パッケージ売りだから、資本力がある大手企業でないと買い取ることができなかったようだ。

 また別の関係者はスポンサー料についてこう話す。「番組によりますし一概には言えませんが、ゴールデンタイムだと半年契約でスポットCMが300万円くらいが目安ではないでしょうか。今は不況ですし、スポンサーが付きにくい時代です。特に深夜番組はスポンサーが付きにくいです。おおよそですが半年契約で100万円~200万円くらいとゴールデンとはまるで違います。しかし、同じ深夜でもワールドカップはもちろん別格で、15秒CM1本の“価値”はアバウトですが400万円~600万円くらいになるのではないでしょうか」

 ワールドカップ効果はやはり絶大のようだ。日本は惜しくも敗れてしまったが、決勝戦までまだまだ魅力的なカードが目白押しで高視聴率が期待できるだろう。民放各局は4年に一度の祭典を思う存分堪能しているに違いない。

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