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ツール・ド・フランス観戦記録、選手激写
【デンマーク&パリを訪ねて Part5】

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2010/08/15 11:00

編集部がツール・ド・フランス最終日、パリでゴールの瞬間を見届けてきた。準優勝アンディ・シュレック、優勝アルベルト・コンタドールの生写真も。

チーム・サクソバンクを応援!

 7月26日、「ツール・ド・フランス」の最終日、フランス・パリにてゴールの瞬間を見届けてきた。
 毎年7月にフランスおよび周辺国を舞台にして行われる自転車プロロードレース「ツール・ド・フランス」は、日本では民放でテレビ放送されない影響もあって国内における知名度はそれほど高いとは言えない。

 だが欧州ではもちろん、世界的にも有名なスポーツの祭典として認知されている。オリンピック、サッカーワールドカップとともにスポーツ3大イベントとして世界中にファンを抱えているのだ。2010年で97回目を迎える今回も、例年と同様フランス国内および周辺国を含めた約3000kmを3週間以上にわたって走り抜く過酷なレースが展開された。

 なぜMONEYzineの編集部員である筆者が、ツール・ド・フランスのゴールの瞬間を見届けることになったのか。実は日本でFXサービスを展開する外資系金融機関のサクソバンクが、ツール・ド・フランスに参加しているプロロードレースチーム「チーム・サクソバンク」のメインスポンサーとなっており、取材する機会を提供いただいたのだ。

 ツール・ド・フランスのファンならば「チーム・サクソバンク」を知らない人はいないだろう。なぜならこのチームは、世界でも屈指の実力と人気を誇るたアンディ・シュレックとその兄、フランク・シュレックを中心に、2008年の北京オリンピックの男子タイムトライアルで金メダルを獲得したカンチェラーラ、銀メダルを獲得したラーションを擁した優勝候補の一角なのだ。

 筆者が駆けつけたのは最終日だったが、実はツール・ド・フランスの最終日は顔見せの凱旋パレードの色合いが強く、実質的な総合優勝争いは最終日の前日に決まる。結果からご報告すると、残念ながら今年は、チーム・サクソバンクのエース、アンディ・シュレックは総合2位に終わった。見事王座を獲得したのはアルベルト・コンタドール(スペイン)。ちなみに彼はレース後にチーム・サクソバンクへの移籍が発表された。

 さて、ここでは日本のツール・ド・フランスのファン(とりわけチーム・サクソバンクのファン)や、同イベントに多少なりとも興味を抱いた読者へ、当日の写真を中心にレポートをしたいと思う。最終日の雰囲気を一緒に味わっていただけたら嬉しい。

興奮と熱気に包まれたパリ中心部

 当日、筆者はデンマークに本社を構える投資銀行サクソバンクが、同社と特にかかわりの深い顧客などを対象にした応援ツアーに同行した。このツアー客はゴール間近のエリアから観戦できるのがウリだ。

 ゴールはパリのシャンゼリゼ通りで夕方に選手が到着する予定。当日はお昼過ぎに近くの宿泊先のホテルから歩きながら15分ほど歩いてゴールへ向かう。

 パリの中心部は当日、完全封鎖され、沿道は集まったファンで賑わっている。

 何度もセキュリティチェックをパスし、たどり着いたのが、ゴールから最寄りに位置するサクソバンクのスポンサーエリア。

 ゴールがすぐそこに見える。ゴール近くはファンが殺到する可能性があり、選手と観客の双方の安全を確保するために柵が設置されている。

 選手たちはシャンゼリゼ通りに到着すると、すぐにゴールとなるわけではなく、コンコルド広場、凱旋門を見ながら、1周6.5kmの周回コースを8周(計52km)した後、ゴールを迎える。そして選手がゴール付近に到着する1~2時間前になると、各スポンサーの個性的な宣伝カーが連なって登場。ゴール付近は観客で一杯になり、テレビ局など世界中のメディアも集まっているところを自社商品の宣伝を行う。

 スポンサーの宣伝カーの後に、選手たちの登場となる。集団が猛スピードで通り過ぎるので迫力がすごい。すぐ側の沿道で応援していると、まるで電車が通った後のような風圧を感じる。

 周回コースを8周すると、いよいよ最後のゴール。チーム・サクソバンクも応援団も皆、拍手で選手を称える。


 

 ゴールしてから表彰式までの間、選手たちはインタビューを受けながら体をほぐす。

 チーム・サクソバンクの応援席では、表彰式が行われた後に、選手たちが観客席までやってくるのを待つ。ゴールしてから1時間後、午後6時近くになってからとうとう選手たちが現れる。

 すぐに選手たちの周りを人が囲む。日本で見る競輪選手は太ももが女性の胴ほどに太いが、ツール・ド・フランスの山岳コースを得意とするような選手は一般人より細い。足も女性モデル並みに細かったのが印象的だった。

 カンチェラーラたちの後に、最後に登場したのが総合2位に輝いたアンディ・シュレック。他のファンやカメラマンにもみくちゃにされながら、至近距離から激写に成功。日本のアンディファンの方、とくとご覧ください。

 さらにチーム・サクソバンクではないが、優勝したアルベルト・コンタドールの写真も。先ほども触れたが、彼はこの後、チーム・サクソバンクに移籍を発表した。戦力アップに期待が高まるが、ただし来年はシュレック兄弟がチーム・サクソバンクを離れるという報道もある。

 さて、現地では日本人のファンもポツポツと見かけることができた。その中には『人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか』(楓書店)などの著者である土肥志穂さんの姿も。彼女は毎年7月は約1か月フランスに滞在し、自転車専門誌から一般誌まで、幅広くツール・ド・フランスの魅力を伝え続けている、この分野におけるフリーライターの第一人者。今年も来ていたようだ。

 こうして3週間以上にわたって繰り広げられたレースは終了した。ゴール後の選手たちの晴れ晴れとした表情にパワーをもらい、筆者もデンマークのコペンハーゲンから始まった一連の取材日程をすべて終了した。また来年以降、ぜひまたツール・ド・フランスを取材しに戻ってきたい。強くそう感じながら、翌日帰途に就いた。

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著者プロフィール

  • 小野 健志(編集部)(オノ タケシ)

    MONEYzine編集部所属。
    大学時代から投資を行い、株高円安に浮かれた20代では損失を拡大させる経験も。
    現在は日本株、FX、CFD(原油)、社債、国債、ネット預金と幅広く資産運用しており、収支目標は年6%と手堅い投資スタイルに変化している。
    (複利で計算すると老後は億万長者の予定)
     

    世界が金融危機に陥った2009年は逆張りが機能し、16%増と好調だった。
    資産分散には気を配っているが、一番好きなのはFXのドル円取引。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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