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ベランダ菜園ニストが急増中
猛暑も乗りきれるグリーンカーテンの魅力とは

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2010/09/04 14:30

 9月に入ったというのに、未だ連日30度を超える真夏日が続いている。今夏(6月~8月)は全国平均気温が平年の1.64度高く、特に8月は平年より2.25度も高くなり、1898(明治31)年の統計開始以来もっとも暑い夏となってしまった。

 記録にも記憶にも残る猛暑の中、エアコンや扇風機に頼るだけでなく少しでも涼しさを快適さを求め、例年通り打ち水やクールビズなどが行われているが、今年もっとも注目を集めたのはグリーンカーテンだ。

 窓際に朝顔やゴーヤ、キュウリなどつる性の植物をネットなどにはわせて作る天然のカーテン。窓のそばで植物を育てることにより、直射日光を遮り、室温上昇を抑える効果がある。一般的なガラスの遮光率は15%程度だが、グリーンカーテンなら約80%も遮光をすることができる。室温上昇を抑えることで、エアコンや扇風機の使用を控えたり、エアコンの設定温度を上げることが可能。電気代節約の他、電気を作る際にできる二酸化炭素を削減できるエコな代物。企業でもヒートアイランド対策として取り入れているところがある。

 またグリーンカーテンの流行も後押しして、ベランダで野菜を作る人も増えてきているようだ。7月にアイリスオーヤマが実施したアンケート調査(1879名回答)によると過去1年間に野菜を栽培した場所は1位家の庭(61.5%)に続いてベランダが2位で41%と昨年より5ポイント増加した。ベランダ菜園歴が1年未満の人は24.0%、1年以上3年未満の人は37.2%で、3年以内のベランダ菜園歴が短い人が6割を占めた。

 ベランダ菜園はテレビでも特集が度々組まれており、またベランダ菜園とネーミングを付けた書籍も多く出版されている。ベランダ菜園用のグッズも数多く販売されているため、まだ始めたことのない人でも気軽に始められる環境が整っている。

 記者もベランダでハーブなどを育てて数ヶ月が経過するがその魅力がわかってきた。水をやり、時に肥料をやり、育っていく過程を観察するのは楽しいものである。そして自らが育てたものを食すのは、出来の良し悪しに関係なく格別であり、感慨深いものがある。

 普段スーパーで購入している野菜や果物を当たり前のように美味しく食べることができる背景には、農家の方たちの努力があってこそだということを改めて感謝する機会でもある。

 地球に優しく、家計に嬉しく、エコで暑さ対策にもなるいいこと尽くめなグリーンカーテンをはじめとしたベランダ菜園。主婦のみならず、単身サラリーマンやOLなど幅広い層にますます支持されていきそうだ。

 ちなみにゲームでもmixiのサンシャイン牧場やGREEのハコニワなどが人気だが、バーチャル育成ゲームが好きな人ならハマる要素あり。ブームに乗じてリアルな菜園を始めてみてはいかがだろうか。

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