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中国の富裕層に屈した日本の民主党政権の「国辱」外交の中身

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尖閣諸島の中国漁船船長逮捕事件で、日本政府は中国からのあらゆる圧力に負けて、無条件降伏で白旗を揚げた形となった。(バックナンバーはこちら)

マツモトキヨシが中国人観光客で賑わう理由

「歓迎光臨(ホワンイングワンリン)」
 こんな中国語のセリフ「いらっしゃいませ」が店内に飛び交う。ここは東京銀座のマツモトキヨシ。中国人観光客のゴールデンコースのひとつといわれる場所だ。

 ここで、あらかじめインターネットで調べておいた商品、豆乳化粧品やマスカラ、冷却シートなどを次々購入して、買い物カゴは溢れんばかりになっている。

 特に、日本製の化粧品は人気で、中でも資生堂の知名度は高く、引っ張りだこだ。同社の連結決算では、中国での売り上げが今や1割を占めている。中国の化粧人口は約1億人とされているので、昨年の化粧品市場は1兆5000億円超と推測され、日本企業にとっても魅力的な市場とされている。

 ソンプンチン(マツモトキヨシ)では、カタログに掲載された商品をすべて3個ずつ買って帰る客もおり、「現金払いで総額90万円となり、倉庫が空になりました」といううれしい悲鳴が店員からあがっている。化粧品だけでなく、中国人観光客の買い物の目当ては「メード・イン・ジャパン」で、もともと中国人はブランドに目がない。

 ちなみに、ソニーや資生堂は盲目的に買い漁るが、その他のパナソニックやコーセーの競合製品があっても、まったく関心がない。

 ある調査によると、一眼レフカメラを含むデジタルカメラのメーカー別注目度シェアでは、中国人のソニー製品に対する注目度は、日本でのソニー製品の注目度と比べると相対的に高いとされている。それほど盲目的に、ブランド品を愛しているということだ。

 中国語ではブランドを「品牌(ピンパイ)」というが、中国人の日本の流行や商品の知識は想像以上で、日用品も日本で買うと品質が保証されるので、なおさらご当地での購入にこだわるのである。日本に観光客として来られるのは、一定の水準を満たした富裕層に限られており、まだまだ中国人にとって、国外旅行は簡単にはできない。

 だからこそ、日本ツアーは羨望の的となると同時に、友人や親族や仕事仲間などから、「資生堂のこの型番の化粧品を買ってきて」と頼まれて、数十人分のお使いの品物を抱えて帰る人も少なくない。ブランド品など高い買い物だけにお金は前払いのケースが多く、かくして、店員がビックリするくらいの金額を購入することになる。

年間503億円を日本に落としていく中国人観光客

 他にもゴールデンコースとして、人気があるのは富士山である。中国には他にいくらでも高い山はあるが、なぜ富士山が人気なのだろうか。(次ページへ続く)


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