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三益半導体工業(8155) 11/5期1Q決算:業績はTIW想定通りでサプライズはない

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2010/09/30 18:00

<現状の株価水準を妥当と見る>
TIWでは現状の株価水準を妥当と見る。半導体需要の好調を受けシリコンウエハーの需要は高水準が続いている。しかしその価格は依然低水準が続いていると推測される。昨年より主要取引先である信越半導体(信越化学工業[4063]の子会社)が価格の値上げ要請に取り組んでいるが、株価の本格上昇にはこの取り組みが奏功することが必要だろう。
<11/5期1Q業績はTIW想定通り>
11/5期1Q(6-8月)業績は売上高165億円(前年同期比41%増)、営業利益7.8億円(同22%増)。TIW想定通りだった。営業利益率は4.7%。10/5期3Q(12-2月)以降4%台で推移しリーマンショック前の利益水準(09/5期1Qは13.2%)には程遠い状況にある。背景はシリコンウエハーの価格上昇の遅れが影響しているためと推察する。半導体需要の強さから今後12/5期に向けて営業利益率が4%台を下回る可能性は低いと見るが、価格上昇なしでの急速な利益率改善は期待しにくく、早期の値上げ要請浸透が待たれる。
<TIW業績予想は据え置いた>
1Q業績はTIW想定通りでサプライズはなく、TIW業績予想は据え置いた。8月31日に競合のラサ工業(4022)が再生ウエハー事業の撤退を発表したが、同社の再生ウエハー加工は半導体事業部の1割強程度(推定)のため、業績影響は限定的だろう。リスク要因はシリコンウエハーの価格下落による営業利益率低下、半導体需要の急減、など。(高辻 成彦)
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【提供:TIW

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